ある程度塊ごとに色分けしています。結論を言いますと、今週は値上がりの主役がいないんですね。メインプレーヤーがいないというのがポイントなんです。
例えば先週は総合商社がものすごくフィーバーしたとか、あるいはこの3週間電力株が誰の目も引き付けて止まなかった。あるいは鉄鋼株・不動産株、逆に言えば電機株がマイナスを広げたとか、そういう動きが今週はほとんど無かったんですね。あえてその中で色合いを探してみようかと思うんですけど、まず黄色で色分けしているグループ、三陽商会ですとか、ライオンとか、オリエンタルランド、いわゆる消費、個人消費関連です。ここの塊というのは今週は比較的目立ちました。
オリエンタルランドは業績悪いんですよね、株主優待期待の強い、人気の高い銘柄ではあるんですが、なかなか業績では買えない銘柄。これが今急に動き出した。まさに3連休明けの動きそのままという感じですよね。このような塊がまず1つあります。
そしてもう1つ、2番目の業種としましては、食品ですね。赤いグループです。サッポロHDが引っ張っています。要は業界再編期待、海外からのTOBをかけられやすい。
あるいは明星食品や日清食品に吸収されたような業界再編がまた起きるのではないか、という動きが、日清オイリオとか、グリコあたりまで、ランキング50位以下では、上位のほうに出ています。
森永乳業なんですけど、チャート見てみると、これも淡々と、これはディフェンシブセクターと見られていますが、そんなことはありません。今のこのGDPのポジティブなときに株価は買われている。この動きが1つありますね。食品セクターというのは意外と値上げしやすいんですね。コンビニに行って菓子パンを買いますと、私なんか100円のカレーパンを買おうと思っても100円でカレーパンが買えない時代ですね。120円とか、ちょっと豪華な150円になってしまっていて、平気で2割5割小売価格が上がっているように思います。
そしてもう1つ、3番目の業種としましては、素材、青いグループです。これはずっと、未だに人気が続いている。新しく石油関連株が少しずつ加わってきているんですけど、50位の出光興産、これは上場したときは非常に大型株で、なかなか先行き心配されていたんですけど、ここにきて淡々と上がってきています。そんなに石油価格が上がっているわけではない、ガソリン価格は下がっているという状況で出光興産の株価は上昇している。
そして最後、4番目のグループとしましては緑色のグループの黒田電気ですとか、コロムビアとかですね、強引にこじつければ小型のハイテクセクターです。ハイテク株はまだ本調子ではないんですが、小型の銘柄に限れば、例えばアークス、ジャスダックからきたばっかりの銘柄ですけど、これも業績悪くてM&Aで拡大してきた金型会社ですが、これも静かに静かに上値を追っている。50位以下には、例えばシチズン時計ですとか、あるいはペンタックス辺りも出てきていて、非常に小型のハイテク株というものも力をつけてきている。
結論を繰り返しますが、先週までのような、非常に塊でマーケットを上に引っ張り上げるような主役が特にいない。相当横にバラけているというのがあえて言えば今週の特徴だったように思いますね。
ちょっと追いかけずらいと言えばその通りなんですけどね。
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