■マーケットウィナーズ(1/20放送) |
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鈴木氏:今回はマーケット全体を見る指標というのを改めて確認してみようと思うんですよね。マーケット全体の動向を占うシグナル、指標というものを探してみようということで、私は主にこの3つを使うようにしております。 |
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騰落レシオ。新高値・新安値銘柄数。そして、聞きなれないんですが、ディストリビューション。この3つを順番に見ていこうと思います。まず騰落レシオですが、非常に有名なシグナルでありますね。 |
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毎日の値上がり銘柄の数、値下がり銘柄の数、その割合を出したものです。分母が値下がり銘柄、分子が値上がり銘柄。25日間合計で出している数字をそれぞれ割り算するんですけど、あまりにも全面高が続くと騰落レシオの数値が高まって過熱感がでる。そういうときに株価は天井を打つ。通常経験的には120%を超えると過熱圏、70%を下回るとボトム圏と見られております。全面高が続くような局面というのは、非常に相場が強いときですから、大体針が振り切れて、120%を超えた後でも株価がどんどん上に行くっていう傾向はあると思うんですね。逆にボトム圏というのは、意外としっかりして、これが70%を割り込むような局面というのはそう起こりませんから、騰落レシオというのはむしろ、ボトムを発見するときに使うほうが、力を発揮するんではないかと思いますね。 |
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次は新高値・新安値銘柄の数ですね。これは単純です。毎日、新高値をつけた銘柄の数、新安値をつけた銘柄の数を棒グラフにしていくわけですが、日経平均と比較すると、昨年の6月10日の安値のときですが、大変な局面が起こっているわけです。7月の中盤にまた同じような2番底をつける局面があるんですが、ところが新安値の数というのは6月の半ばに比べて随分少なくなっているんですね。マーケットはまだ下を叩きにいくのかっていう世界同時株安の余韻がネガティブに残ってはいるんですけど、ところが個々の銘柄では、さらに安値を叩きにいく銘柄っていうのはもうそんなに無くなっている。ですから、マイナスの、ネガティブなエネルギーっていうのはそんなに多くないっていうことが確認できたところから2番底をつける。勇気をもって買いにいくのはこういうところなんですよね。決して一番底で買いにいってはいけないという状況ですね。
新高値も高値を更新しているんですけど新高値銘柄数が増えていかないっていう状況は、個別の銘柄ではエネルギーは無いなということで警戒が必要だと。 |
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世界同時株安、05年から始まって、すごい上昇相場があって、06年、ライブドアショックがあったりなんかして、世界同時株安が起きました。このときの動きを拡大したのが次のチャートです。 |
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この天井圏をピンポイントで見つけていこうというのがディストリビューションの役割なんですね。要は、出来高が前の日に比べて増えたのに株価が下がった日。 |
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もうちょっと詳しく見ていくと、通常、正常な動きというのは出来高が増えて株価が上がる。これはまったく正常なんですね。出来高が減って、株価が下がるというのもまったく正常です。株価が下がったからといって、出来高が減っていれば大して驚くことはない。エネルギーがないということですから。異常なのは(3)番と(4)番。出来高が減って株価が増えるというのは異常は異常なんです。ただ、株価が上がっているわけですから、異常な中でも許せる異常というんですかね。許容範囲の異常です。問題なのは(4)です。
出来高が増えているのに株価が下がってしまう。これを異常とみて、こういうのを見つけたときには、自分で気をつけて、市場の環境を調べなくてはならないんですね。 |
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先ほどの長期に渡る強気相場が続いたときというのはなかなか弱気転換しないものなんです。強気の状況に弱気が少しずつ差し込んできて、どこかの視点で弱気が強気を上回るというときがくるんですね。 |
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これなんかまさにそうです。強気がずっと続いて、最初のディストリビューション、出来高が増えて株価が下落する日が見つかった。2日目、3日目、4日目当たりから注意する。この当たりから一均衡表を使ったり、あるいは移動平均を使ったり、別のテクニカルツールを使いながら相場全体をチェックする。そして7日目ぐらいになってくると本格的な下落がその後に控えている。というのがピンポイントで見抜けるんじゃないかなと思うんですよね。 |
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