■マーケットウィナーズ(10/14放送)
テーマ:中間決算前の心構え
ゲスト:
山田 勉(カブドットコム証券 マーケットアナリスト)
 
 

山田氏:いよいよ決算発表が始まります。ということで、決算発表への心構えをお話ししたいと思います。10月19日にHOYAの決算発表があるんですが、いわゆる中間決算発表というのは既に始まっているんですよ。ですが、主力企業の決算発表でいつも先頭をきるのはHOYAということで、HOYAの決算発表明けからは、まさにマーケットからの関心が決算発表に全部集中して、良いものは買われ、悪いものは売られる、という相場になっていくということですね。
まずは、決算発表日程です。


いつものようにお見せしますが、だいたい10月末で2割ぐらい終わるわけですね。そして次の山が11月10日、そしてピークが11月17日という段階ですね。11月10日過ぎますと大体決算発表で進ちょく率5割を越してくるという、このイメージを頭に残しつつ…


決算発表のピークが大体11月の半ばなんですが、いつも株価が、決算発表のピークに向けて「なんか弱いな」といつも思っていたんですよ。そして実際データを取って調べてみたのがこのグラフです。9月末の平均株価を100として過去10年と、過去5年と、それ以降の日足の推移をとっています。実際、驚くことに11月15日、つまり11月の半ばぐらい、決算発表のピークぐらいが一番甘い局面ということですね。ですから決算発表ピークに向けて全体相場はモタモタするんだけれども、それを越えれば、12月頭へスポーンと業績相場を出してくる。そして、いったん落ちても再度年末へ向けてスポーンという感じですね。
2カ月ほど前の第一四半期の決算発表のときにこういうものをお見せしました。


情報修正ものではなくて、第一四半期の進ちょく率の良いものランキング。2カ月前にお見せしたものと同じ並びになってますが、進ちょく率の高いものは当然業績の上方修正も余儀なくされるだろうとお話しましたが、実際どうなのかというのが、この右側に書いてあります。
例えば住友鉱、四半期で通期の5割ぐらいいってましたから、当然上方修正見込めるわけですが、実際9月11日に上方修正済みということです。同和鉱も同じですね。


それからその下になりますとこうなります。やはりガイシなんかも上方修正済み。ニコンは日経記事が出ました。あと、マテリアルや、神戸鋼なども上方修正と、いうことです。つまり、進ちょく率の良かったものは、上方修正せざるを得ないということで、まだ修正をしてないような、間にあるような銘柄は、まだいけるだろうということですね。こちらの方、丸紅と三菱商事なんか入ってますが、これは今週日経記事の方で増額修正でてましたね。ですから、こういう中で銘柄を選ぶのもよろしいかなということです。
あと、9月以降の業績の修正動向を見てみたのがこちらになります。


先ほど言いました商社とか非鉄とか資源、エネルギー絡みの部分以外のところで書き出したのがこちらになります。例えばハイテクでしたら、DSヒットと、円安差益の任天堂、電気硝子とか村田製作とかそうですね。カッコの中に入っているのが日経の修正観測記事がでたやつですね。ですからこのハイテク、半導体、自動車、不動産、こういうタイプに近い業態、業種、企業、そういったものの業績の情報修正がおそらく見込めるだろうということですね。