■マーケットウィナーズ(9/2放送)
テーマ:日経225の新規採用銘柄
ゲスト:鈴木一之(インフォストックスドットコム チーフアナリスト)
 
 

9月になりますと、紀子様の第3子御誕生ではないんですが、株式市場にも大きなイベントが例年待ち構えているんですね。それが日経225の新規採用銘柄の発表。1年に1度のある意味お祭り騒ぎみたいな感じですね。実際採用されるのは10月1日なんですが、発表になるのは過去4年間を、さかのぼってみると9月の第一週の火曜日か月曜日かの引け後に発表されるケースが凄く多いんですね。ですからそろそろではないかという感じですね。事前に予想できればヒーローになれるんですけどね。なかなか難しいですよね。いくつかやり方を考えてみたんですが、こちらに3つほど挙げてみました。


日経225銘柄の入替えで利益をあげるには、まず1番目としては、9月の第一週、発表の前に、新規に採用されそうな銘柄をズバリ当てることですね。日経225に採用されますと、1銘柄あたり投資信託や、裁定取引の買いで1,500万株くらいの新規の需要が生まれると言われていますので、それがドーンと入ってくる。逆に225から除外されそうな銘柄をカラ売りするという手もあります。これは難易度の高いやり方ですね。なにも当てなくても、2番目の方法として考えられますのが、発表された後に、世間のほとぼりが冷めた後に、皆が忘れた頃に、9月の第3週めがけて静かに買っておく。そうすると10月の1日に新規に採用されたときにチャンスがあると。そして3番目、除外された銘柄もそれだけで忘れ去られてしまうわけではなく。1,500万株ぐらいずっと売られてしまうんですが、その売り物が出尽くした後に、9月の第2週、第3週ごろに静かに買っておくと、1チャンスあるという感じなんですよね。
完全に日本経済新聞社は基準を公表していまして、単に流動性の高い銘柄です。流動性の高い銘柄を採用し、低い銘柄を外すと、そして外す上で、あるいは採用する上でもう一つキーワードになるのが業種別のウェートなんですね。それぞれの業種で足りない業種、余っている業種というのがあります。


日本経済新聞社が分類している36の業種をさらに日経新聞なりに6つの業種に、大きく分けて、比較的足りないなという風にマーケットで予想されてますのが金融セクター、消費、それから資本財・その他という、ここが足りないだろうと言われているわけなんです。入替え銘柄の数は、どんなに基準に外れてもだいたい年間2銘柄か3銘柄。定期的な10月1日の入替えでは2,3銘柄が入れ替わるということになりますね。過去の例で見てみますと、こういうパターンが毎年毎年繰り返されているんですね。


これは去年の採用銘柄、スカパーです。まったくサプライズでしたので、予想されてなかったんですね。採用されますとストップ高、落ち着いてしばらくすると本当にいよいよ買われるだろうと1回跳ねて、ちょっと1回下がってしまったんですが、本当に採用される直前の9月30日にピョンと買われる。これだとあまりにもイレギュラーすぎるので、こちらをご覧下さい。これは典型的です。


一昨年の2004年に採用されました日本ハムの動きですね。発表前は全然予想外、発表されてサプライズが出てドンと買われる。そのあとしばらくモタモタして9月の第3週頃、皆が忘れたころ、世間はこのころ中間決算の発表が盛んになってくるころなんですが、そこに静かなときに、出来高がすごい枯れきっているときに買っておきますと本当の採用の9月30日に向けてダーッと買い進まれる、というパターンがありますね。

   

逆に除外された銘柄なんですが、一昨年のメルシャンなんです。除外されるとやっぱり売られます。どうしても225銘柄から外れると売られるんですが、売り物が出尽くすと本来の実力にあったとこまでリバウンドが始まるんですね。このときメルシャンは個別の材料がボンと出ましたので、大きく出来高を伴って吹き上げてますが、もう一つ、除外銘柄ですね。


これは森永、去年です。これは事前に、どうせ森永外れるだろうと言われていて事前に売られていて、やっぱり発表されて売られて、あとはドーンと元に戻った。除外されても後でもう1回チャンスがある、ということになりますね。一番利益が上がるのはやっぱり事前に当てることですが、難しいですよね。

岡崎氏:私の関係会社のほうか集めた情報を元にメモを作ってきたんですが、本来あんまりこういうお祭りには浮かれず騒がずですね、遠くから見ている主義なんですけれども、ちょっと今回は時別に調べた結果をご報告します。


おそらく他の情報関連の会社からですね、ニュースとかから見た方も多いかもしれませんけども、証券会社4社ほどが予想しているんですね。どんな銘柄が採用されるだろうかと、私もいろいろその4社のレポートを見てみたんですけども、4社とも、間違いなくこの会社ははいるぞというのは無かったんですけれど、4社のうち3社が入るだろうと言ったのが上の4つですね。4社中3つの証券会社がこれは入りますよと、4社中2社がこれも期待できるというのは下の2銘柄ですね。あと4社中1社が予想しているのが他に10社ぐらいありますけど。そういう意味では皆楽しんでるんですね。
あくまで予想ですからね。鈴木さんが作ってくださった過去のシナリオをしっかりみて、あまり浮かれず騒がずやって欲しいですね。