■マーケットウィナーズ(8/12放送)
テーマ:第一四半期決算、総括
ゲスト:山田 勉(カブドットコム証券 マーケットアナリスト)
 
 

3週間集中して決算がバーっと出てくるので、その数字1個1個チェックするっていうのは結構な作業なんですよ。ようやく切り抜けたなと、ホッとしていますが、一言で言えば「ええやん」、ということですよね。期初予想めちゃめちゃ固めの数字が出てて、みんな多少不安になった訳ですよ。今期は業績伸びないのかな。やっぱり4−6月期の数字見て、「そんなことはない、ええんや」と思い直したかた多いと思いますね。まとめてみるとこんな感じです。


期初の予想は固すぎ。おそらく3カ月前も申し上げましたが、これを再確認できたんではないかなと思われます。第1Qで大体10%台の増益を確保した模様ということですので、期初の通期予想で1.5%とか、そういう微増益はどうやらはるかに超えそうだということですよね。それでも、尚且つ中間期、あるいは通期で修正をしてきたところは、少数派であるということです。少なくとも中間決算ぐらいいきますと、どうしても上方修正せざるを得ないと。4−6月期の後は7−9月期ということになりますが、じゃあ7−9月期の決算考えたときに現在8月の半ばまできてますので、ここから一気に腰折れということも、ほぼないということであれば、早ければ9月。遅くても10月11月には、相当上方修正があるかなと。それが、当然株価の刺激材料になると。
今回の決算で上方修正銘柄見ますと、やっぱり資源がらみのところが強いですよね。みんな非鉄市況とか原油市況とか、落っこちる、落っこちると思って固い固い見積もりを出していましたが、全然落っこちるどころか上がってるよといったような状況になってますので、やはりそのセクター非常に数字が良かったということ。それから最後には電気ですよね。
今期は電気が引っ張るんだと言われてきましたが、実際電気セクターで見ると7割ぐらいが増益と言うことですね。それ以外でも例えば、巨額の利益を計上するトヨタとかホンダとかが3割増益ですよ。全体で、通期で1.5%増益微増ぐらい見込んでるところが、その巨額のところが3割増益やっちゃったらどうなのよという話ですよね。

岡崎氏:結局悪い方のことばかり、どうしても原油が高くなった、基礎原材料が高くなったと言ってそのコストが上がることばかり投資家も経営者も最初考えていて、実際にはそれ以上に価格転嫁も進んで売り上げ数量も伸びたので、それ以上にちゃんと利益も付いてきたと、というのがこの4−6月期の総括という感じですかね。7割型の企業が良かったようですね。

山田氏:やはり安心感出てきてますし、これこそが材料だと思いますね。上方修正銘柄上位というのがこちらです。


旧予想に対して、新予想をどう出してきたか、修正率でランキングしてあります。こちらの数字は前期比の数字ですね。菱和ライフですと44億予想が106億と出している。先ほども申し上げましたが、やはり資源がらみのとこ強いですよね。異常に強いという感じですよね。ハイテクもありまして、スクリンとか日電硝とかパイオニアとか入ってますが、電気硝子のチャートは、綺麗ですよね。
こういう感じで上がっていく銘柄が続出することによって日経平均もそれを追いかけるということで先々もこういったタイプの銘柄は注目に値するのかなと思われます。
また、修正はしなかったがこの四半期業績って達成率凄いよというリストがこちらになります。


経常利益で100億以上とかの大きめのものをわざと選んでいます。
前期比というのは去年の4−6月期に対する増益率です。進捗率というのは通期予想に対する4−6月期の達成率ですね。四半期で半分いってる会社っていうのは上方修正しない方がおかしいですよね。やはり先ほど見ましたように資源とか機械とか、土石ですよね。ガイシのチャートは、ほぼ電気硝子と同じですよね。こういうパターンで上がっていくんですよね。ですからこの度の4−6月期の決算発表というのは非常に良かったと。それが見直されつつあると。決算のいい銘柄が右肩上がりになっていく。それから足元、M&Aが多いと。そういうことが刺激材料となって徐々にNY離れをしていくんじゃないのと、そんな見通しが立つわけですよね。
四半期ですから、四半期というのは1年を4つで割っていることですから、最低25%というのが目安になりますよね。達成率で25%以上ならOKだと。尚且つ前期比に対して伸び率の大きいやつ。ここでは前期比伸び率10%以上のものからスクリーニングしましたのでこういうことになっていますが、当然伸び率が大きい方が株価に潜在的な上げ圧力がかかりやすいということは言えますよね。

岡崎氏:尚且つそれなのに25%の進ちょく率、それから前期比で10数パーセントの利益の伸びがあるのに関わらず株価がまだ上がってない。というような銘柄を見つけるといいですね。