■マーケットウィナーズ(4/15放送)
テーマ:新年度IPOと新興市場
ゲスト:中村孝也(カブ知恵 投資情報部長)
4月上旬までは初値付けたあとも買われていたんですけれども、買いが続かなくなってきたい。IPOを振り返る上で、新興市場を振り返ってみたいと思います。

 年初からライブドアショックによって非常に大きな調整を強いられた新興市場なんですが、2月初旬、揉み合っていました。ただ揉み合った後も永田議員のメール問題などある中、日経平均がドンと下がった。それによって新興市場も2番底を探る展開になってしまったんですね。現在はライブドアショック後の安値に近づいてだんだん上値が重くなってきている状況です。


 昨年は今年と比べて幅こそ違えど、東証マザーズ指数の動きというのはほとんど変わらないんですね。というのもIPO再開1〜2週間前に年末年始の活況が終わって調整を開始すると、3月には相次ぐ大型IPOで全体的に低調。4月に入って新年度入りでだんだん高値を更新してくる。4月半ばは中だるみ。5月GW前、高値を更新してくる。去年とほとんど同じような動きをしているんですね。
新興市場が停滞する3月、新興市場が全然動かないわけですから、値動きのよい直近IPOに短期資金がどんどん移ってくるわけです。それが直近IPOの乱舞。大きく値上がりするような状況を作りだしたと。その状況をよく思い出せるのは昨年のガンホーだと思うんですね。ガンホーは400万円ぐらいで初値がついて1,000万を超えるぐらいまで株価が上昇しました。そのガンホーも4月になったら失速してしまった。4月に入ってIPOが失速したというのも今年と同じというわけですね。だんだんIPOは人気が沈静化してくるわけですけれども、ではその資金がどこに行くのかといえば、おそらく、去年と同じようなサイクルを見て合わせれば新興市場に流入するのではないかと思います。新興市場の中から個別物色が始まってくるというわけです。太い柱としては3月決算発表が近づいてきていますから、それの上方修正期待銘柄、これが1本太い柱として挙げられるかなと思います。


 第3四半期決算の経常利益、通期業績予想に対する達成率の高いものからピックアップしてきました。新日本科学であるとか、ラ・パルレであるとか、高度紙ですね。ライブドアショックで下げ、その後の2番底、2月の末に向けて下げ、若干戻ってその後横ばいでピクピク動き初めている。こういう銘柄を探していくといいと思います。


 テーマ別に見ていきますとこちらですね。ワンセグが代表的なのはインデックスであるとか、ACCESSであるとか、直近IPOのテクノマセマティカルですね。直近IPOと言っても去年なんですけども、そのような銘柄が挙げられると思います。改正道路交通法はやはり駐車禁止の取り締まりが厳しくなる結果、駐車場の需要が増すのではないかということで、パラカだとか、日本パーキングですね。萌え関連というのはいつ物色されるかというのは不定期なんですけれども、折に振れて物色されるんですね。例えばまんだらけ、アエリア、先ほどご説明したガンホーですね。マーケットに手詰まり感が強いときに、直近IPO今終わりましたよね。ではその次どういうテーマかって言うときに、例えばワンセグであるとか、あとは改正道路交通法関連であるとか、萌え関連ですね、それを谷間に物色してそこから本格的な上昇に繋がっていく。本格的な上昇に繋がっていくときは、やはり先ほど申し挙げたように業績上方修正、裏づけのある銘柄、機関投資家が買いそうな銘柄を物色するのがいいのかなと思います。