| ■マーケットウィナーズ(1/21放送) | ||||||||||||
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岡崎氏:今回のケースは、分割バブルと言ってもいい。要するにライブドアのグループに似たような形で急拡大していた企業。これに対しての価格判断が修正されたという部分が一つ。具体的にはライブドアグループの株価が下がったこと。それから信用の問題もありましたけども、これが一つ、それともう一つはですね、やはり市場に狼狽売りが走ったのは日本の株全体に対しての不信感です。これが他の日本の企業に波及するのではないか、あるいは東証大丈夫か、こういうのも一色単になって慌てて売ってしまったのが、1/18日水曜日の展開ではなかったかなと思います。 それともう一つ、これだけ取り上げられていることの背景には、市場にはかなり楽観論。過熱感。年初からもう刺客なしというようなニュアンスのエコノミストもいろいろいましたし、実際株式市場の動きを振り返ってみても、日経225などはですね、夏場以降、ほとんど調整をしないまま、やっと調整らしい調整をしたという感じなんですね。 実際私も昨年の暮れのコーナーで、長期投資のロードマップという本を書いて、その中に日経平均株価の進路予想図というのを作って、GDPと、景気拡大の年数と、そこから考えると株っていうのはどれぐらいが適正なレベルなのかっていうのをお見せしました。 |
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これは単純な公式で、GDP×何年×5倍という株価乗数と私は呼んでいるんですけども、これで見てもらえると、ちょっと上に出てるんです。私の試算では15,600円ぐらいが、今年度2006年の3月末ぐらいの水準と見ていたんですね。それでいくと、やや買われすぎだったんじゃないのかと。景気のスピードから考えてもですね、やはりちょっと早すぎたんじゃないのかなというのがあります。これで大きく下がったので、さてこれからどうしようかと皆さん考えていると思うんですけども、冒頭でもありましたけども、これぐらいの調整は実はあるんです。実際、私も一つの目安として年初から10%以上下げたかどうかっていうのを、いつも自分の心の中でチェックポイントに置いているんです。今回はそこまでは行ってません。7%ぐらいなんですね。昨年の暮れが16,111円でしたか、10%下げると14,500円なんですよ。 |
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もう一つ、1979年からだったと思うんですけども、株式市場が1年間でどれだけ上がったのかをバラバラにほぐして、1番下がった年から1番上がった年まで、順番に1列に並ばしたんです。折れ線グラフがそうです。棒グラフの方はその年の高値と安値、オレンジの方が高値で緑の方が安値なんです。10%ラインのところで、2度ほど1982年と、2003年に調整してますが、1年を通してみると上昇に終わった年っていうのが2回来てるんです。ところが、2割3割と下げる年っていうのはやっぱり1年を通して下げてしまうんです。これぐらいの調整はまだ許容範囲であると。ただ大事なことは、ちょっと今すぐ、高い夢をみて強気の投資をみるよりは、もう一回ここで冷静に投資価値を探していくというのが大事じゃないかと思います。 年初の最初のこの番組で今年の相場を占うっていうのがあって、私はちょっと冗談めかして中庸の道を歩きましょうなんてことを言ったんですけど、実は元々、今年はそんなに大きな上昇にはならないと思ってたんです。株式市場、せいぜい10%ぐらいかなと。なぜなら去年上がりすぎましたから。 |
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その10%を前提にして話すと大体イメージするのが、15,000円ぐらいまで下がって、その後ジワジワ上がって18,000円近辺まで上がるのかなという、ざっくりこんなイメージで見ていたんです。10%ライン14,500円ですから、もう一回ぐらいはおそらく確かめにいく展開もあると思うんですけど、1年を通していくとこれぐらいの展開になるんじゃないのかなという風に私は見ています。 |
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1986年相場です。86年というのは前の年のプラザ合意があって円高不況になって、不景気の株高で株価がもの凄く上昇した年だったんですが、電力株とか三菱地所の大きな相場があった。この後、本当のバブル景気というものに入っていく、まさにスタートラインになったんです。日本のバブルというのもがまさにここから始まった。このときは1月のボトムから8月にかけて、足掛け8カ月で株価は47%上昇しました。47%上昇の後というのは、その後に17%の調整が訪れています。7カ月、8カ月に渡る大きな上昇の後というのは、2カ月ぐらいに渡る。値幅で言うと15%ぐらいの調整というのがあって、しかるべきではないかと。決して日足で1本、2本ぐらいで調整がすぐ完了するってことはなかなか無いんじゃないかなと思うんですね。8月からの基点でとると4割ぐらいですが、その前、GMショックで急落して、最近のグラフを見ていただくと分かりやすいんですが。 |
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去年の春先、4月21日を基点にしてずっと上げている。53%上げているんですね。9ヶ月ぐらいで53%。やはり86年型の期間、あるいは上昇幅というものをここで1回得て、今はじめて調整らしい調整に入ってきたところです。この今現在の動きと、1986年のときのグラフを重ね合わしてみると、少し似ているんじゃないかなという感じがするんです。縦の軸は具合のいいように私がうまく加工しただけなんですが、横の日柄というのは安値と安値を合わせただけなんですね。そうすると高値と高値がぴったりこう合って、重なってしまって見づらいんですが、86年の下げと現在の日足ベースの下げというのがちょうど重なってきたというところなんですね。ラフに15%調整ぐらいを当てはめるとやっぱり14,000円ぐらいまでを最悪覚悟しておいてください。
期間は86年は2カ月でした。ところが今はドッグイヤーって言うんですかね。非常に世の中のペースが速まっていますし、個人投資家の回転のしかたも早いですから、調整が早く完了すれば、期間は当時の2カ月よりはもっと前倒しで、1カ月とか1カ月半ぐらいで調整。値幅はある程度いいとこ出すんじゃないかなって感じがしますね。 |
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鈴木氏:気をつけたいのが、86年の相場というのは17%確かに下がりました。ところがその下げというのが必ずしも一本調子に下がったわけではないんです。やはり日足で1回下げて少し戻すんです。戻したところでやれやれ安心して買い進んでいくと、次にドンと厳しい下げが出てくるんですね。それが厳しいなと思いながら少しやっぱり戻すんです。そしてやれやれこれで底入れしたかなと思うと最後のこの土壇場のもの凄い下げが待っていると。この最後の三派の下げというものまで日足ベースである程度考えておかなくてはいけないと思うんですね。そういう相場があって初めて次のハードルに入っていけるなって思いますね。1986年に続く、87年相場というのがその後に出てくるんです。先ほどの86年の15%調整というのがここです。これを経たあとはずっと、66%の上昇というのが1987年に起きたわけです。これがまさにバブルの始まりの始まりっていうところでしょうかね。 この大相場が出てくる。そして、この後にもっとすごい88年、89年の相場が待っているわけですが、ブラックマンデーがこの後あるんですが、こういうのが出てくる前夜というのは、どうしても大き目の調整は出てくると思うんです。こういう動きが出てくると、次の6割上昇、2007年にかけて6割の上昇で日経平均は22,000円に、単純に倍率を当てはめるとそこら辺まではいけるというまさに中期投資ですよね。こういうものがこの後に控えているんじゃないかなと思うんですよね。 |
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1986年に続く、87年相場というのがその後に出てくるんです。先ほどの86年の15%調整というのがここです。これを経たあとはずっと、66%の上昇というのが1987年に起きたわけです。これがまさにバブルの始まりの始まりっていうところでしょうかね。 |
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少なくとも、利が乗っている銘柄を一回手放したい。キャッシュにしておこうという動きが瞬間的にはやっぱりまだ少しでるかなっていう感じがするんですね。しかし、もう物色は始まっているように思うんです。ジャスダック平均の下げよりも日経平均の下げの方が遥かに小さいというところをみると、こういうときこそ大型株、安心感のある銘柄が好まれるように思うんですね。そうすると、やはり季節的に言いまして、3月、決算期末が近いですから、ディフェンシブ銘柄の配当取りという動きが少しずつ始まっているように思うんです。特に地方電力株が、なぜか今非常にしっかりしている。そして今、やはり信用買い残の重荷というものがこれから徐々に効いてくることになると、それの裏側をみて、信用買い残の少ないセクター。今ハイテクセクターが非常に信用買い残少ないですから。直近でも、松下が新高値を取ったようなことはありましたが、松下は上昇しているのに信用買い残は100万株減少させるという動きが一回出ましたので、やはりここら辺の、業績がある程度回復してきて、あるいは業績が良くて信用買い残の少ない銘柄。電子部品株に多いように思うんですが、この辺のハイテク株というものがチャンスだなと思います。
そしてもう一つ、世界的なホットマネーが株式市場。特に日本の株式市場から別のところに移って、特に今活況を呈している商品市況。原油とか、非鉄貴金属に移るということがさらに加速するとなると、商品市況の急騰から資源株という眼が出てくるんではないかと思うんですね。 |
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