| ■マーケットウィナーズ(11/19放送) | ||||||||||||
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| 業種によって上がる月、下がる月、そういう特色がなにか見つからないものかなと思って、今週1週間かけて随分やってみました。その成果を今日、ご披露したいなと。本当はアノマリーを探してみたんですね。アノマリーと言うのは特殊な月とか、あるいはごく特定の曜日とか、月の満ち欠けとか、そういうのも含めて何かある、特定のときに理由も無く上がったり下がったりする修正があるのかどうかっいていうのがアノマリーと言われますが、そういうのが株式市場に業種別にあるのかどうか、本当はそれをやろうと思ったんですけどね。 | ||||||||||||
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やってみたのは、アノマリーではなく、月間の、毎月毎月の日経平均の騰落率というものを調べてみました。振り返ってみれば1997年からこの11月まで、月数にすると106カ月です。106カ月の毎月毎月の日経平均と、各東証上場の33業種の月のパフォーマンスを調べていくんですね。その中で日経平均をアウトパフォームする月がどういうときに起こりうるか、修正というものがあるかどうか、アウトパフォームというものの定義、条件はですね、まず2つあって、1つは日経平均のその月の動きがプラスだったら、そういうときは日経平均のプラスの%を1ポイント以上上回るという業種をアウトパフォーム業種と定義付ける。日経平均が3%上がったら、例えば銀行セクターは4%上がった。それはアウトパフォームということにするんですね。 |
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33業種を106カ月分ですから、延べにすると3400ぐらいなんですよね。それぞれピンクで色づけたのがアウトパフォーム、何処と何処がくっつきあって、何処と何処が離れているか、黄色は分かりやすいように半月ごとにマークしただけで、これを過去9年間、この9年間というのは金融危機もあり、それからITバブルもあり、それから9、11のテロもあり、デフレもあり、デフレからの脱却もあって今は資産インフレの時代になっているという、非常に山あり谷ありなんですけれども、これを直近2年間だけ抜き出したものが今ご覧いただいているものですね。 |
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それででてきたのがこれなんですが、まず大枠として出てきたのがですね、アウトパフォームするっていうのの連続最高は8カ月です。これはITバブルの時代、1999年のときに、その他金融という、当時の消費者金融が、武富士とがアイフルが連続8カ月上昇っていうのが最長です。連続7カ月は最近の卸売、総合商社の動きとか、海運株なんか時々あるんですが、それから過去106カ月で、全体を通じて業種別で頻度の高いものは、最高が44回、海運とゴムですね。それから42回が卸売、いわゆる総合商社です。そして41回の石油と、ほとんど素材株というか資源株ですね。それに連動するのが直近でよく起きてる。全体を、33業種を全部平均してみるとアウトパフォームする確立というのは106カ月のうちの33回だった。野球で言う打率換算すると3割1分4厘の確立で日経平均がアウトパフォームした、というのが全体の流れでしたね。 |
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日経平均が上昇するという月は前半はハイテク、後半は金融、特に銀行です。日経平均が仮に4カ月連続上昇っていうときは最初にハイテクが突っ走って後から銀行株が出てきます。多少ずれるんですよね。電機と銀行は非連動型です。それから5カ月連続アウトパフォームするっていうのは素材セクターに非常に多くなっています。ハイテクがプラスですとディフェンシブはマイナス、これは一般常識に近いですよね。確実にディフェンシブセクター、薬品・食品、それから電力ガス、あるいは水産株というものは日経平均が悪いときにプラスになりやすいという傾向がありますね。これは私が目で見てですから、もっと厳密にクオンツとか使ってですね、コンピュータでやるともっと厳密なものが出るのかもしれませんが、 |
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銀行のリズムは3カ月ぐらいが繰り返されていました。上げ3カ月、下げ3カ月。それから、同じ金融の中でも保険というものは銀行ではなく不動産と連動しやすい。それから小売も不動産と連動しやすい。やっぱり土地というものが値上がりし始めたということになると百貨店とか損害保険会社というのは不動産と同じような動きが強いんですね。同じ金融では証券と銀行というのは仲が悪いですね。もっと長い統計をとると、証券セクターっていうのが1番暴れん坊なんですよ。上がったり下がったり、33業種の中で1番扱いにくいのは証券セクターなんですよ。 |
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ここは素材に関してはいっぱい色んな事を書き溜めてしまったんですが、1つだけあえて言いますと、素材とはだいたい連動して動きます。オールオアナッシング。そして、その中でも非鉄、非鉄というのは鉄鋼とも連動しますが、同時に電機とも連動しやすいです。非鉄っていうのは電線株が含まれていますのでハイテクの色彩が強いです。 |
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それから、その次はいよいよハイテクですね。これは結構大きかったなと思うんですが、電機は自動車とは連動しません。及び、電機は精密とも連動しません。電機を除く精密、自動車、機械、これは連動します。これらをクリーンナップと呼んでたんですけど、株式投資の長期投資するときの業種のクリーンナップ3番4番5番というのは日本の株式市場の場合、輸送、精密、そして医薬なんですよ。この薬品がですね。この3つが1番長く持てばより良いパフォーマンスになる。電機は外れるんです。電機はデフレの影響を1番くらったんですね。アメリカに連動しやすいのはどっちかというと自動車と精密で、電機は日本の要因で最近下げていたっていうこともあり、デフレによる悪い影響がここのところ強かったということですね。 |
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最後になりますが、日経平均がずっと連騰した後っていうのは最後の最後は銀行株で締めくくられる、お茶漬けみたいなものですよね。しかも銀行と自動車が同時に上がるとマーケット全体の連騰は止まるっていう傾向が過去見られました。日経平均がマイナスになり始めるとそこでディフェンシブだとか、素材セクターが浮上し始めるという傾向があったように思います。 |