| ■マーケットウィナーズ(7/30放送) | ||||||||||||
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今回のアメリカ取材の目的ですが、グリーンスパンのいうコナンドラム(=謎)、この謎解き旅行だったと言えます。長期金利が何故、世界的に低位で安定しているのかを知りたいと思いまして、会う人ごとに同じ質問してきました。なんとなく分かったような気がして帰ってきたのですが、まだ6月のISM発表する前でしたから色んな不安感がありました。製造業落ちてしまうんじゃないかというような心配。或いは、原油もあった、住宅もあった、それをぶつけてみると、どうも自分は悲観的に考えすぎていた。これはちょっと見方を変えなきゃいけないなという風にして帰ってきました。 |
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まず原油高ですね、アメリカの経済というのは、ある人に言わせるとエンジンがいっぱい付いてる飛行機みたいなものだと。たしかに1年間で10ドル原油が上がると0.3〜5ぐらいの引き下げ効果があると言われてますが、これが無ければもっとアメリカの経済は成長していたというぐらい非常に彼らは自信をもっていた。それから2つ目にこの住宅のバブルなんですけども我々が見てるときはどうしても日本のバブルの崩壊のことを考えてしまいます。彼らにとってみると日本は非常にいい教材になっている。だからそういったことは多分しない。要するにバブルはあったとしても、彼らはバブルと言わないでフロスと言ってるんですが、日本のように針を刺してプッツンと破裂してしまう。こういうイメージを持ってストラテジーを立ててしまうと間違えるという風に思いました。確かにバブルはバブルだと認めてるんですけども、それは長期的視野でゆっくりやろう、こういう風に考えてると思います。泡っていうのは、このフロスの場合には放っておけば消えちゃうのですが、でもやはり色んな点で彼らは日本と違うという風なことを言います。日本の場合はそれは企業がやったでしょう?と、でも私たちは個人でしたよ!それに売買してるのが日本の場合土地だったでしょう?と。私たちの場合にはこれは実際の商業ビルじゃなくて個人の建物なんだ!という風なことを言うわけですよね。だから実際に影響というのはそんなに無いんだと、色んな意味で言い過ぎている部分もあるのですが、私たちが思っている程彼らはそんなにすぐに破裂するようなものじゃないという風に思っているようです。 |
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もう1つがこの金利の打ち止めなんですけども、FRB、その他の人達と話をしてみるとやっぱりこの住宅が大きな問題になってること事態が間違いないので、これはしばらく金利は打ち止め感が無いなと。私が行く前は7月ぐらいから打ち止め期待出るかなと思っていたんですけど、どうもこれは先延ばしになったなという風な感じがしました。だいたい中立的水準の4%くらいまで、あるいは4.25%くらいまで、そういったところまでは、やはり利上げっていうのは続くんじゃないでしょうか。下手すると今年一杯は全部一杯ということになります。それで12月が最後のグリーンスパンのFOMCになるわけです。ですからそこはお休みとして、多分11月で一旦4%で休止という風なことになるんじゃないかなとそんな風なイメージを持ちました。 |
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1つは「製造業」の急ピッチな回復。ISMが近く発表されると思いますけど、この数字が急速に立ち上がってくることですね、これが1つ。それから2つ目には原油がまた60ドルになって、あるいは70ドルになって、インフレにもう一回目が向いてしまうこと。それから3つ目が、先週ありました中国の人民元ですね、これの切り上げによるマネーシフトですね、このことについても最初は随分心配しました。 |
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中国の国別に見た米国債の保有額なんですけども、その中で中国は日本に続いて非常に多くの米国債を持ってる、これがもし今回中国が大幅な切り上げとかするとですね、このマネーフローに変化がでてくるんじゃないかなという風に思いましたね。ですから、直近の動きを見てるとどうも軽微に終わりそうだと、いう風なことになりましたね。もう1つはグリーンスパン議長の退任なんですけども、これは来年の1月、ここが退任の期限になりますから、それまでは心配しなくてもいい、むしろ今回グリーンスパンはひょっとすると任期の延長もありうるんじゃないかなという風に思いました。8月相場の最大の焦点は何かと、私は2つだと思うんですね。それが8月の1日のISMの製造業指数ですけども、これが発表されて2ヶ月連続で上向いてくるかどうか、それからもう1つは郵政の民営化ですね、やはりそうしたところの参議院での裁決がいよいよ来週ありますから、これが8月の5日ですから、来週は12,000円抜けのエンジンが点火していくかどうかですね、この2つのスケジュールっていうのが非常に注目なんじゃないでしょうか。 |
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これは輸出株とアメリカのISMの指数を見たものなんですが、2001年、あるいは2003年ですね、いずれも非常に連動性が高いんです。今度アメリカのISMが上向いて、ソフトパッチ脱出ということになれば、やはりそういった日本の企業のこういったところのセクターがインパクト受けるということじゃないかなと思います。電機とか自動車、ただ、電機の場合先ほどのソニーもありましたように、これは家電ではなくて、どちらかというと産業エレクトロニクス、そうしたところ、あるいは機械株とか自動車株ですね、こうした中で競争力の高いところですね、やはりそういったところがポイントなんではないでしょうか。ここで敢えて申しますと、スロー投資というか、スローストック、スローフードってありますよね。あれと同じように、今株式市場において非常に短期売買が起こってると思うんですね。本来の投資をもう1回見直してもいいんじゃないかなと。その為に企業の本当にいい会社、あるいは利回りとか、配当の利回りの高いところ。目先のところの変動はもちろんあるんですけれども、長期投資をやってもいい時期なんじゃないのかなと思ってます。 |
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(鈴木氏):中井さんの脳みそを全部私がいただいたという形で、挙げてみました。時価総額が比較的大きな、1,000億円以上の大型株で、しかも海外売上比率が高くて、要はアメリカにかなり依存しているであろうという銘柄。そして配当利回りの高い銘柄です。タイトルはスロー投資のススメという、中井さんがおっしゃってらっしゃる長期投資のススメですね。それぞれしっかり確認して、長期投資に向いている銘柄かを見て下さい。 |