| ■マーケットウィナーズ(7/2放送) | ||||||||||||
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景気と株価の見方ですが、まさにこの6月は、日銀短観も含めて景気に大きなうねりが出てきたように、数字の上で確認できた月だと思います。これを捉えないと、なかなか今の相場の動きが見えないんじゃないかなと思います。やはり大きかったのは、6月8日に発表された1−3月期の法人企業統計で設備投資がプラス7.4%。8四半期連続でずっと伸びていて、企業の経常利益も1−3月期で過去最高を更新した。ここら辺から市場の目が変わってきて6月の半ばから日経平均は動きだしています。色々な経済指標というのが発表になるわけですが、私が1番見てますのは景気ウォッチャー調査の数字です。比較的早めにでてきます。5月の数字でしたら6月の第1週、少なくとも上旬には発表されるという非常に素早く出てくる数字です。全国2000人のだいたい消費関連、パチンコ屋の定員さんとか、スナックのママさんとかタクシーの運転手さんにアンケートでヒアリングをするんです。 |
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方向性、50%を越えたら景気が良い、下回ったらちょっと悪いという感じです。この動きが何かに似てるかというと、もう1つ別のまた同じ景気ウォッチャー調査の水準という数字を使って、同じような動きなんですけど、トピックスです、緑の折れ線グラスはトピックスの値動きです。 |
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2000年1月のITバブルの崩壊、それは9.11のテロ事件、2003年4月の日経平均7603円という、これトピックスですが、その動きとほとんど完全にパラレルに動いてるんですね。恐ろしいなと思うのは、例えば小さな小さなトピックスの小さな波動そのものが景気ウォッチャー調査のこの波にそっくりそのまま映し出されているような、景気の統計数字でここまで株価と連動する数字というのは、且つ早めに発表される数字というのは他にないように思うんです。リアルタイムで、その場その場で反映してるんじゃないかと。それが5月の分、6月の第1週に発表された5月の分、今5ヶ月連続でプラスなんですね、水準としてはITバブルの水準、それから昨年の半ばまで続いたデジタル家電の景気の水準、あの水準に迫らんとしているわけですね。ところがトピックスというのは当時の1700、1800ポイントからずっときて、まだ1200ポイントの手前ぐらい、事情があるんでしょうが、アクティブに上がってきても全然おかしくないように思えてならないんです。 |
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同じ景気ウォッチャー調査をさらに細かく発表されてますので、要因分析してみますと、このオレンジの太い線、これが景気ウォッチャー調査の中の家計というものの合計なんですが、これを上回っているもの、下回っているものが要因分解でいくつかでてますね、やはり飲食店というのは若干下回りぎみでずっと来ています。ところが圧倒的に上回っているのは雇用関係の数字が凄い高いレベルにきていて、やはりずっと続いていたリストラが一巡して人手不足状態にかえって陥ってしまい、人材派遣会社が非常に潤っているというような状況が雇用関連の数字です。 |
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それから、今度は小売関連そのものをもう少し分解してみると、これも全体の数字を上回っているもの、家電量販店は凄く上回ってます。コンビ二は去年の夏の猛暑で飛びぬけて上回りました。今はちょっと低迷していますが、今百貨店が凄くでてきていますよね、金曜日株式市場で三越だとか伊勢丹、高島屋とか大丸が大きく動いてきたんですが、百貨店が今持ち直しぎみになってきているのが顕著になるなと感じます。 |
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そして、鉱工業生産指数です。鉱工業生産指数の中の出荷と在庫のバランスというやつですね。鉱工業生産そのものはマイナス2.3%でそんなによくなかったんですが、 |
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出荷、いわゆる作って売れました。在庫、作って売れませんでした、あるいはこれから売れると思うので社内にキープしておきます。というボトルキープみたいなやつですね。それぞれが出荷、在庫それぞれに対して前の年に比べてどれだけ伸びているかという伸び率をまずだして、3ヶ月間の移動平均をそれぞれとります。その移動平均同士、出荷の伸び率から在庫の伸び率を引いてあげたものを出荷−在庫バランスと呼んでいるわけです。景気ウォッチャー調査と合わせて、私はあえてマクロ経済で見ているのはこの2つぐらいです。これこそが景気です。伸び率ですから、前年対比でプラス何%、こんな感じでぐるぐる動いてきている。ずっときて今ちょっと上向きになってきたというところです。 |
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より顕著なのはこのまったく同じものを業種別で見た電子部品のほうですね、電子部品、半導体、グワーッと落ち込んできて9.11のときから少し持ち直して、今ずーっときて今年の去年の12月、今年の1月をボトムに2月ぐらいから上向きになってきている。これを見て2月ぐらいからハイテクはいいなーと思っていたんですが、なかなか今ハイテク株にこないんですが、まもなく来るんじゃないかなという気がするんですけどね。この景気加速の注目銘柄です。今回のキーワードは設備投資と消費です。 |
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いわゆる日本が自立的な、輸出だとか海外要因に頼らない、自分たちの力で回復できるとしたら設備投資と消費で景気を持ち直す。みんなプラントを作るとアルミの板が必要になりますので、住友軽金属、それから電力会社が電力自由化で電力系が売れていくだろう、あるいは鉄鋼業界が工具の補修を行うと耐火煉瓦、あるいは耐火物が、東海カーボンとかニチアスとか。そしてなんと言っても設備投資と言えばコンピュータソフトなんですね、コンピュータソフトというのはITの中でも1番設備投資のウェイトが高い。設備投資で左右される業界ということになってきます。今回の日銀短観でもソフトウェア設備投資にも確認されてます。新日鉄ソリューションズ、伊藤忠テクノサイエンス、それから消費と言え比較的高感度が大きいところではスカイラーク、阪神タイガースが今トップを快走してますので上新電機、それから良品計画、ブックオフコーポレーションはどこいっても繁盛していますね。オリコン、今度音楽のネット配信始まりますが、iチューンズというアップルがやってるのがありますが、日本で対抗できるのはオリコンがやってますオリコンダイレクトというやつですね。この発表された景気指標から、設備投資関連と消費関連をキーワードにこの表以外のものも、それぞれ調べてもらえればと思います。 |