■マーケットウィナーズ(5/21放送)
テーマ:カリスマ投資家 ラリー・ウィリアムズの分析法に基づく
    スクリーニング

ゲスト: 鈴木一之(インフォストックスドットコム)
 

ラリー・ウィリアムズは、世界的に有名な株式と商品のトレーダーで、世界チャンピオンなんです。1987年に実施されたロビンズ・トレーディングチャンピオンシップと言う本当のお金を使って、1万ドルを114万ドルに稼ぎ上げたという伝説のトレーダーです。「どうすればあなたのように億万長者になれるんですか?」と質問され、いい方法がある、それは良い株をベストのタイミングで買うことだと、みんなもう感心してうなってました。日本中の人がラリー・ウィリアムズはテクニカルから入ってるんだと思っていると思うのですが、確かにデイトレードですけど、でも本人は、ファンダメンタルズから株を選ぶとしきりに言います。彼がファンダメンタル上で非常に重要視しているのが、PSR、PCFR、PBR、あと配当利回り。この4つを非常に大事にしている。バリュー株投資ですね。PSRは、Price Sales Ratio、株価売上高倍率というものなんですが、要は一株当たりの売上高に対して今株価は何倍まで買われているかというものです。PCFR、これはPrice cash flow ratioですから一株当たりの営業キャッシュフローに対して株価は何倍まで買われているか、稼ぎ出してるキャッシュに対して株価はどれくらいかという割合です。これで銘柄を選んでいくと、過去50年間のチョイスではそれが優れたパフォーマンスをあげた、というデータに基づいて述べているようです。


 

このラリー・ウィリアムズの分析法に基づき、世界チャンピオンに挑戦しようという草野球選手がやってみました。スクリーニングの条件はラリー・ウィリアムズの言うとおり、PSR、株価売上高倍率が1倍以下。PBRが1倍以下。配当利回りが2%以上。本当はここにPERをつけたりPCFRをつけたり色々な方法がありますが、この3つでやってみました。



 

機械的に単純にやりますと、上位には商社とかゼネコンが沢山でてしまうんです。やはり産業別に見ればそうなってます。できるだけそういうのを除外し、普通の産業、一般的なものの中からPSRの低いもの順に選んだものです。トウカツフーズ、フジフーズ、ピックルスというものが選ばれて、もうちょっと下まで見ていくと、こんな具合になりますね。ただラリー・ウィリアムズがなにもPSRが低い順番がいい銘柄だと言ってるわけじゃないんですね。1倍以下の銘柄を選べといってるわけです。


 

1倍に限りなく近いところで、同じスクリーニングの中からある程度よさそうだなと思うものをピックアップしたのがこちらです。ラリー・ウィリアムズが絶対知らないような銘柄なんですが、ところが株価が驚くほど上がっている銘柄が多いです。特にヨシタケとかですね、減圧弁、安全弁、設備投資に非常に必要な、配当性向30%ある会社で今期最高利益なんです。ジャスダックに上場で目に触れない銘柄ですけど非常にPBRでもキャッシュフローでも利回りでも優れた会社ということになります。それから下から2番目の互応化学、京都に本社がある特殊化学の会社ですけど、あんまり商いは出来ないんですけど、この前から見てもずっと上がってるんです。レジストインキです、半導体系のレジストインキが非常に伸びていて、一株利益が70円ぐらいある会社、それが株価今900円ぐらいですから安いなって感じがします。