■マーケットブランチ(2月26日放送)
テーマ: 親会社による子会社買収・合併
ゲスト: インフォストックスドットコム チーフアナリスト 鈴木一之
 ニッポン放送株をめぐるフジテレビとライブドアの攻防は、新株予約権の適法性を司法判断に委ねることになりました。
 最近、フジテレビとニッポン放送のように、親会社による子会社の買収・合併という動きが目立っています。
 今回の「マーケットブランチ」では最近多く見られる「親会社による子会社買収・合併」について、考えてみたいと思います。

 
 このところ、収益力の回復した親会社が、上場子会社株を買い戻す動きが
相次いでいます。最近発表された「親会社による子会社買収・合併」の例を
挙げてみました。
 *旭硝子→旭テクノグラス
 *三井不動産→国際観光会館
…そのたびに子会社の株価が大きく上昇しています。

 
 その背景は、持ち合い解消売りが進み、戦略子会社を買収される恐れが出てきたこと。
 親会社としては子会社を上場させて、それなりの資金調達を行うといううまみを享受してきたが、技術力を持つ子会社が他人の手に簡単にわたるのは好ましくない、という意識が働き始めたということなどが、考えられます。

 子会社を上場し、マーケットから資金を調達すると言うことは、逆にいえば
それだけ買収や合併にさらされる危険性が高まることを意味します。
「持合解消」売りによる株が市場にジャブジャブ出回っている現在の状態は、
企業にとって非常に無防備な状態だと言えます。

 とは言え、今後もこのような動きが予想され、「親会社が子会社を買収・合併」を発表した際に株価は一時的ではあるものの上昇する…?
 この辺りに投資チャンスがあるのかも知れません。