■マーケットブランチ(2月5日放送)
テーマ: 決算期末配当狙い銘柄を探る
ゲスト: 山田勉(カブドットコム証券 投資情報局長)
 
 多くの企業はこの時期に決算が集中しますので、配当を狙って銘柄を選ぶのも1つの手法です。株式投資における収益機会は、(1)キャピタルゲイン(値上がり益)(2)インカムゲイン(配当、株主優待)――の2種類あり、今回は後者に着目します。注意点はパフォーマンスで、配当を狙って購入しても保有期間内に株価が下がってしまえば、配当利回りなど軽く吹き飛んでしまうため総合的な判断が必要です。ただ最近では配当利回りのいい企業の株価は、概ね堅調に推移しています。

 
 
 表は、ある高配当利回り株ファンドとTOPIXのパフォーマンスを比較したものです。上昇局面ではファンドもTOPIXも同じように上がっていますが、下降局面ではファンドはTOPIXよりも下げが厳しくありません。すなわち好成績の配当利回りが株価の下支えになっているということです。

 
 
 そこで、上表のスクリーニング条件で注目銘柄を絞り込みました。6番目の条件にあるM&Aパフォーマンスレシオとは、「株式の過半を買って経営権を取り、会社を解散してキャッシュを得たらパフォーマンスはどうか?」という発想のもと、
(利益剰余金−有利子負債)/(時価総額/2)で算出します。これは「日経会社情報」などから簡単に計算できます。

 

 
あまり知られていない銘柄、官公需で業績が低迷している銘柄など様々です。サンテックは時価総額100億円ですが、利益剰余金が260億円あります。