| ■マーケットブランチ(11月6日放送) | ||||||||||||
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| マーケットの視点でアメリカ大統領選を振り返ると、ブッシュの共和党は、重厚長大の大企業やそれを代表するNYダウを重視、それからブッシュの出身地がテキサスということで石油資本や石油高寄りという見方が一般的でした。一方、ケリーの民主党は、ハイテク産業やナスダックを重視、そして保護主義から円高政策を採用すると見られていました。 | ||||||||||||
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| 1990年代のクリントン政権(民主党)時代は、ITバブルによってナスダックが絶好調でした。これが2000年になってブッシュ大統領に代わった途端にガクンと下落。こういった経験から民主党はナスダックで、共和党はNYダウというイメージができています。 | ||||||||||||
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| ここ最近の動きではNYダウが荒れており、ナスダックの方が安定的に上回っています。NYダウはブッシュ勝利が見えたところで大きく反騰しましたが、ナスダックは意外なことにケリー敗北にも関わらず落ちませんでした。 そこで、こうした状況を踏まえて2期目に入るブッシュ政権の今後の動きを簡単にまとめてみました。 |
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| まず、選挙でのフレーズ「私は歴史に名を刻みたい」です。イラク問題を早く終結しなければなりませんが、国内では財政赤字が大きく膨らんでいます。このままでは後世に汚名を残してしまいます。 次のキーワードは、所有者のための社会です。具体的に言うと、国民に対しては減税を徹底させていく、株主に対してはキャピタルゲイン、配当課税を下げていく、ということです。増収はありえないでしょう。ここで問題なのは増税しないでどうやって財政赤字を改善させるのかです。もはや景気回復しか方策はなく、できれば株式市場も上昇させて税収を上げ財政赤字を解決しかありません。 3番目のキーワードは、ニューケインジアン(?)です。新しいスタイルのケインズ経済政策のことで、減税と極力規制緩和によって民間に活力を持たせるという方法です。推進者は、ブッシュの懐刀であるCEA委員長グレゴリ−・マンキュー。 ここで重要なのは、アメリカにとって財政赤字と同時に貿易赤字も大きな問題だということです。マンキューによると、貿易赤字の原因はアメリカではなく日本の景気にあるとのこと。日本の景気が悪いから日本の輸入が少ない、つまりアメリカの輸出が伸びない、そしてその結果貿易赤字が増えてしまった、という論理です。アメリカでは景気を浮揚させるために金利を下げて減税を行っていますが、一方で日本の景気はまだ不完全ですし、まして増税の噂も出ています。日本に内需拡大を迫ってくるのは確実ではないでしょうか。投資戦略としては内需関連に恩恵が期待できそうです。 |
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