■わくわく投資アカデミー(9月11日放送)
テーマ:今こそ有望大型銘柄を探せ!
講 師:鈴木一之(インフォストックスドットコム チーフアナリスト)

過去2年間の日経平均株価と東証2部株価指数の推移です。日経平均は去年4月の7,600円から約6割、東京第2部は約2倍まで強く上昇しています。
一方、予想PER(株価収益率)の推移を見ると、東京第2部の株価が上がり、かつ利益水準も上がったため、現在東京第1部と第2部の予想PERが並んでいます。ただここで注目すべき点は、東京第1部は微妙ですが、東京第2部の予想PERは去年4月の水準にあるということです。株価は去年4月当時よりかなり上昇しましたが、予想PERで見ると当時にまた戻ってしまった感じです。そこで、こういう時だからこそ有望な大型銘柄はないか探してみました。
 スクリーニング条件は、@時価総額が1,000億円以上、A経常利益(今期・来期予想)の伸びが15%以上、B今期の予想PERが20倍以下の割安株――です。東京第1部で約45社がリストアップされました。


1位から15位までの大きな特徴は鉄鋼株です。第3位の神戸製鋼所、第5位のJFEホールディングス、12位の新日本製鉄。鉄鋼株が非常に上昇していますが利益水準からみるとまだ割安です。第2の特徴は、第2位の大日本スクリーン製造をはじめ、安川電機、アドバンテスト社といった半導体装置関連、いわゆるハイテク株です。ハイテク株は低迷していますが割安です。第3番目は、レンゴー、三菱レイヨン、トクヤマ、東ソーといった素材関連株です。化学、紙パルプなど利益に比べるとやはり株価は安いといえます。15位の東レは、液晶フィルムが非常に伸びており今・来期共にかなり高いレベルでの2桁増益です。今後の動きに注目しています。