昭和歌謡 渡辺はま子波瀾の歌人生~戦争と向き合った魂の歌声
番組からのお知らせ
番組内容
今年も終戦記念日がやって来る。いまや世界の先進国になった日本だが風化させてはいけない悲しみや苦難の日々があった。戦前戦後を通じ多くのヒット曲を出し、昭和歌謡を支えた渡辺はま子は戦争に翻弄されながらも歌で人々を励まし続けた。音楽大学で声楽を学び卒業後は高校の音楽教師に。やがて流行歌の歌手へと歩んでいく。
昭和11年、「忘れちゃいやョ」がヒットするが内務省から不適切だと指摘され発売禁止に。昭和13年、皮肉にも流行歌の浄化を強いられた戦時歌謡の「愛国の花」が大ヒット。
“渡辺はま子”の名は全国区となった。
「支那の夜」を発表すると中国大陸の日本兵の間で歌われ日本でも大ヒット。劇中歌「蘇州夜曲」もはま子の代表的な一曲となった。戦地慰問活動にも積極的に行い、歌声を兵士たちに届けた。
昭和27年、来日中のフィリピン国会議員からフィリピンのモンテンルパの刑務所に元日本兵が100名以上収容されていることを聞き、救出活動を開始。死刑囚が作詞作曲した「あゝモンテンルパの夜は更けて」を自らレコーディング。その歌は、フィリピンの大統領の心を動かし、元日本兵たちは帰国が許された。テレビ東京には渡辺はま子が出演した貴重映像が数多く残されています。本人の録音した貴重テープとともにお届けします。
紹介楽曲
♪桑港のチャイナタウン♪忘れちゃいやョ
♪最上川小唄
♪浜辺の歌/渡辺はま子・藤山一郎
♪海鳴る空♪ブンガワンソロ
♪愛国の花♪愛馬花嫁
♪支那の夜♪広東ブルース
♪いとしあの星♪蘇州夜曲♪何日君再来
♪明日の運命♪雨のオランダ坂
♪中国地方の子守唄♪夜来香♪ひとり静
♪あゝモンテンルパの夜は更けて