

中でも江戸時代に空前の大ブームを巻き起こし、庶民を虜にしたのが、美しく艶やかな美人画の数々だ。
目の覚めるような色彩、柔らかく優美な描写。嫣然として匂い立つような美女たちの姿には、天才ゴッホも感動し、自らの作品に浮世絵を描いたほど。
江戸という芳醇な時代を象徴する美のミューズたちの艶やかな姿は、今も見る者を惹きつけてやまない。
アメリカの日本美術収集家ロジャー・ウェストン氏が収集した世界有数の浮世絵コレクションから選りすぐられた肉筆浮世絵およそ130点が展示されている話題の展覧会「肉筆浮世絵-美の競艶」展を、女優の比嘉愛未が訪問。
菱川師宣「江戸風俗図巻」、西川祐信「髷を直す美人」、喜多川歌麿「西王母図」、葛飾北斎「美人愛猫図」、初代歌川豊国「御殿山の花見図」「時世粧百姿図」などの名作を鑑賞しながら、美人画の系譜、浮世絵版画と肉筆浮世絵の違い、そして、江戸美人の秘密に迫る。



