5月27日・6月3日
鬼怒川~絹の川と水の聖地を遡る~
山梨県の笠取山を源とし、全長138kmの多摩川。東京都と神奈川県の境を流れ東京湾に注ぐ、都会の川です。かつてその汚染が問題になったこともありましたが、今では多くの生き物を育み、川辺ではたくさんの人たちが過ごすようになっています。かつて、多摩川から江戸の町に引き入れるためにつくられたのが「玉川上水」。この水は、今でも東京の人たちの飲み水として、また地域の農業用水として暮らしを支えています。上流部は、豊かな自然に包まれた、まさに「日本の原風景」とも言うべき景観広がります。山の斜面から川まで一直線につくられた帯のような畑、「掛け軸畑」と呼ばれる畑が、この地域の特徴のひとつです。ここでこんにゃくを作る農家を訪ねます。こんにゃくをつくる上でも一番大切なのが水。こんにゃくは9割以上が水でできているのです。裏山から引いてきた湧き水でそだてたこんにゃくの味は絶品なのだとか。多摩川と関わりながら暮らす人々の姿と、川への思いを描き出します。

