4月1日・8日 筑後川~祈りと恵みの流れ
“筑紫次郎”の別名を持つ九州最大の暴れ川。全長143km。
有明海河口部の干潟は、約8万年前の阿蘇山大噴火で噴出した土砂がこの川によって運ばれてできたという。広大な田園地帯・朝倉では、全国でもここにしかない「スイゼンジノリ」が採られる。
また、久留米市には「カッパ伝説」が語り継がれている。そして、かつての天領・日田では、川の力を利用し獅子脅しの要領で陶土を粉砕する「唐臼」が伝統陶芸「小鹿田焼」を育み、上流部では昔ながらの「いも水車」が使われている。
そこにあるのは、川への怖れと敬意。この川は人々の心も支えてきたのだ。