二番煎じ(2008/1/31)

火事と喧嘩は江戸の華などと言いますが、昔の江戸は火事に苦しめられておりました。今でこそ、消防自動車が駆けつけてたちまちの内に火を消しとめてしまいますが、昔はちょっと火が出ると、あっという間に50軒、100軒なんて家を灰にしてしまったのだそうです。
ですから、火の廻りというものを雇いまして、火の番をさせていたのですが、冬なんかは寒くて仕方ありません。体を温めようと、上司である武士の目を盗んで、お酒をなんてことになります。オチは、風邪薬と称してお酒を飲んでいたところを武士に見つかって、泡を食っていると、「拙者も一廻りしてくるから、二番を煎じておけ」。

春風亭小柳枝

本名 臼井 正春 (うすい まさはる)
生年月日 昭和11年 1月 18日
出身地 東京都新宿区四ッ谷荒木町
出囃子 梅は咲いたか

芸歴 昭和40年5月 四代目春風亭柳好に入門、笑好
昭和43年9月 二ツ目に昇進
昭和51年 春風亭柳昇門下に移り鶏昇
昭和53年9月 真打昇進 九代目春風亭小柳枝を襲名
初高座 1957年 02月 01日
得意ネタ 時そば、船徳、二番煎じ、井戸の茶碗、抜け雀、妄馬、野ざらし
趣味 ウクレレ演奏、日曜大工、山歩き
自己PR 先人師匠方の創られた良き落語の継承と伝達。