大山家の人々(2007/12/13)
この噺は圓蔵自身(本名・大山武雄)の自虐的回顧録だ。「上手な噺家、達者な噺家、面白い噺家の三種類の中でアタシは面白い噺家一本槍で進み続けます」と日頃語る通り、ギャグのてんこ盛りは圓蔵の真骨頂。超ビンボーな家庭、破天荒な父親、アッケタカンとした母親、そんな環境を全く苦にしないでノビノビと成長する主人公・大山武雄。小さい頃から、周りの人間を笑わせる術に人一倍長けていた大山少年。ビンボーを描けば描くほど、底抜けに明るい家庭像が浮かんでくるのが凄い。大山家は落語的な一家なのである。
橘家圓蔵
本名 |
大山 武雄 (おおやま たけお) |
生年月日 |
1934年 04月 03日 |
出身地 |
東京都江戸川区平井 |
出囃子 |
虎退治 |
紋 |
三つ組橘 |
芸歴 |
昭和27年12月14日 月の家円鏡(先代圓蔵)に入門 竹蔵
昭和30年 9月 二つ目昇進 橘家升蔵
昭和40年 4月 真打昇進 月の家円鏡
昭和58年 橘家圓蔵 襲名
平成18年より落語協会相談役 |
初高座 |
1952年 08月 30日 |
場所 |
川崎演芸場 |
演目 |
寿限無 |
得意ネタ |
死神、らくだ |
受賞 |
放送作家賞 |
趣味 |
料理、落語 |
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