中沢家の人々(2007/10/25)

創作落語『授業中』の「山のあなあな...」は大人も子供も知らない人がいないほどの大ヒットとなり一世を風靡しましたが、昭和45年の三代目・圓歌襲名を機に、『授業中』の人気に頼ることをやめ、それを超える演目をつくるべく生み出されたのが、『中沢家の人々』の基になる、おじいさん2人が登場する「G&G」でした。そこに様々なエピソードを折り込んで、自身の両親、妻の両親、さらに亡くなった先妻の両親の計6人ものお年寄りが同居する中沢家の騒動を、虚実交えながら笑いに変えて語る『中沢家の人々』を完成させていきました。以来『中沢家の人々』は、『授業中』以上に人々に親しまれる人気演目となり、圓歌の代表作として今日に至っています。

三遊亭圓歌

本名 中澤 円法 (なかざわ えんぽう)
生年月日 1932年 01月 10日
出身地 東京都向島
出囃子 二ツ巴
かたばみ

芸歴 昭和20年9月 二代目三遊亭圓歌に入門 前座名「歌治」
昭和23年 二ツ目昇進 二代目「三遊亭歌奴」を襲名
昭和33年 真打昇進 戦後入門した落語家で真打第一号
昭和40年 歌奴事務所(現圓歌事務所)を設立
昭和43年 落語協会幹部となる
昭和45年 三代目「三遊亭圓歌」を襲名
昭和46年 「三味線栗毛」により文部省芸術祭優秀賞受賞
昭和58年 圓歌芸能道場完成
昭和60年4月 日蓮宗本法寺で得度、剃髪式を行う。大本山清澄寺
            で入門許可証とも言うべき「度牒」の交付を受ける。
            法名 本遊院円法日信
昭和62年 落語協会副会長就任
平成 4年 浅草芸能大賞受賞
平成 8年 落語協会会長に就任
平成18年 会長職を退き最高顧問に就任
得意ネタ 西行、坊主の遊び、品川心中、(新作)浪曲社長、月給日、G&G
受賞 昭和46年度 文部省芸術祭優秀賞
平成 4年 浅草芸能大賞
趣味 日本舞踊(花柳一衛門下)
自己PR 新大久保の駅員から落語界入り。「授業中」で売出した歌奴時代以来、
爆笑王を他に譲らない。僧籍にあっても洒落っ気、俗ッ気があり、
歯切れよく明るい芸風で会場に爆笑旋風を巻き起こす舞台は、
今も変わらない。