森村誠一 謎の奥の細道をたどる

毎週木曜 夜10時30分

番組概要
ラインナップ

旅をこよなく愛し俳句に造詣が深い、作家・森村誠一。その森村が、「平成の芭蕉」となり、魅力と謎に満ちた「奥の細道」をたどる旅。第11回は、黒部川を越え越中に入り、有(あり)磯(そ)海(うみ)と呼ばれた美しい富山湾沿い、歌枕の地・奈呉の浦から倶利伽羅峠を経て金沢へと至る、芭蕉の道行きをめぐります。今回の森村の旅は、北前船の寄港地でもあった滑川からスタート。宿場町ならではの町並みを楽しみ、大伴家持ゆかりの放生津八幡宮へ。また芭蕉は立ち寄っていませんが、富山を代表する景勝地・雨晴海岸へも足を伸ばした森村。さらに鋳物の町として栄えた高岡の金屋町、国宝・瑞(ずい)龍寺(りゅうじ)をめぐります。そして映画「野生の証明」のロケ地でもあった倶(く)利(り)伽羅(から)峠から金沢へと向かいます。芭蕉が金沢を訪れた目的のひとつは、才能ある若者、小杉一笑との再会です。ところが一笑は前年に死去していました。その慟哭の句ともいうべき「塚も動けわが泣く声は秋の風」について、悲しみもあらわな句を詠んだ芭蕉の句境へと森村が迫ります。