元禄時代の俳人・松尾芭蕉の代表作であり、俳句文学史上に輝く 「奥の細道」。400字詰め原稿用紙にして、わずか35枚前後の作品には、数え上げたらきりがないほどの謎の数々が─。 魅惑に富んだ「奥の細道」をたどり謎の数々に挑む、そんな旅へと作家・森村誠一が旅立ちます。ミステリー文学の巨匠であり、俳句に造詣の深い森村。近年は、自ら撮影した写真と俳句を組み合わせる「写真俳句」という表現方法で、作品を発表。 そんな新しい武器=表現方法を携え、いわば「平成の芭蕉」となり、 森村が「奥の細道」をたどります。「奥の細道」の神髄に迫る旅の第1回は、かつて芭蕉が暮らした地、東京・深川です。 清澄庭園へ「古池やかわず飛び込む水の音」を記した句碑を訪ね、旅は スタート。 芭蕉の足跡があちらこちらに残されている深川の町を行きます。旅心を抑えられず、46歳にして旅立った芭蕉。 森村は、当時の芭蕉の感性に少々疑問を感じたようです。






