衝撃!未来テクノロジー 2030年世界はこう変わる
番組概要
日々進化を遂げる科学技術。我々の生活は将来、最先端技術によってどう変化していくのか?番組ではモビリティー(交通)、医療、AI(人工知能)といった技術の研究開発の現場を米西海岸や日本国内で取材、2030年に我々の生活がどう変わるかを大胆に予測する。
モビリティー分野では、米西海岸で電気自動車テスラのCEOイーロン・マスク氏が主導する未来型交通網のコンテストをリポート。真空チューブの中を時速1200キロで疾走するという構想に夢を抱く慶応大学のチームにも密着取材した。そのほか実現が視野に入った「空飛ぶクルマ」の最新事情も紹介する。
医療では日本のベンチャー企業が挑む最先端の筋電義手や、体内を巡って病気を治すナノマシンを取材。米国で進む遺伝子レベルのがん診断の実情も報告する。iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥・京大教授をインタビュー、2030年の医療の現場を予測する。
創造・芸術の世界まで視野に入り始めたAIの活用では、いずれ到来するといわれる「AIが人間を超えるシンギュラリティー(技術的特異点)」の時代を見据え議論する。
出演:山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長・教授)、狼嘉彰(元宇宙開発事業団技術研究本部研究総監)、尾形哲也(早稲田大学
司会進行:竹内薫(サイエンス作家)、塩田真弓(テレビ東京アナウンサー)
番組内容
- 米国西海岸で生まれる空飛ぶクルマの斬新なアイデア
- テスラCEOイーロン・マスク氏が構想している次世代交通システム「ハイパーループ」の最終コンペが8月27日にロスで行われた。日本の慶応大のほか米、独などの大学チームが参加、若き頭脳を競った。慶応の健闘にマスク氏も称賛の声。
- 日々進化するIBMのAI「ワトソン」の現状をルポ!
- 簡単な血液検査でがんを超早期発見。2030年にはがんは完治する病に?孫正義も目を付けた米ガータントヘルスが持つ潜在力とは?
- 日本発の人体に潜り込むナノマシン。あのSF映画「ミクロの決死圏」がついに現実に。
- 目指すはサイボーグ。
日本が誇る最先端の筋電義手を手掛けるベン チャー「メルティンMMI」 - 山中伸弥京大教授を単独インタビュー。ノーベル賞学者が注目する最先端医療技術とは?
- FTサンフランシスコ支局記者がシリコンバレーの強さを解説。