教育が変わる!日本が変わる!~難関校、医学部受験突破を目指して~
番組概要
日本の教育が変わり始めている。大学入試センター試験は2019年年度を最後に廃止され、「暗記」ではない力が重視されるという。これから、どんな力が求められるのか。子どもたちの「学び」を探り、夢の実現への道を探る。
番組内容
茨城県つくばみらい市にある「開智望小学校」。2015年に開校したばかりのこの小学校は、国際社会で活躍できる人材を育てる教育プログラム「国際バカロレア」の候補校だ。
プログラムの特徴は“子どもが自分で考えて判断する”教育。授業では、「水を無駄にしない方法」や「なぜお腹が空いても泥棒をしてはいけないのか」を考えたりする。英語学習は6年間で1200時間あるが、英語を身につけるだけでなく自ら考える力を養う教育を続けている。
東京・港区にある「広尾学園」は中高一貫の私立校。チームで楽しそうに作業をする中学生に何をしているのか尋ねたところ、「プラナリアがなぜ再生するか遺伝子を元に研究している」と答えた。
彼らは「医学部進学・サイエンスコース」という理系に特化したクラスの生徒たち。プラナリア研究のチームのほか、「光触媒チーム」「数論チーム」といったチームに分かれて研究に取り組んでいる。高校になると大学生に混じって学会で発表することもあるという。
この学校の前身は1918年設立の「順心女子学園」。少子化の煽りを受けて数年前には廃校寸前まで追い込まれたが、2007年に起死回生を賭け共学化すると共に、学びたい生徒の能力を伸ばす教育に舵を切った。校長は、「勉強したいことを中・高のうちに見つけられれば最高だと思う」と生徒の未来に夢を馳せる。
●理系最難関の医学部に同時に合格!驚きの三つ子「合格の秘訣」は・・・
去年、同時に医学部に合格した三つ子がいる。彼らが通ったのは医系専門予備校「メディカルラボ」。合格の秘訣は、それぞれの得意、不得意に合わせた先生たちのきめ細やかなカリキュラムだったという。3人は今、別々の医大で医師になるための勉強に取り組んでいる。
3人が目指すのは父の姿。大阪で勤務医をしていた父は、11年前に福井に移り住んだ。福井市のある内科クリニックに後継者がおらず、地域から医者がいなくなってしまうと聞いて、移住を決意したという。以来、地域の医療に尽力し続けている。3人はそんな父の姿を見て、地域の医療を守り、患者と距離が近い医者を目指したいと話す。
医学部合格を目指し、いま猛勉強している受験生もいる。中・高と野球に打ち込んだが、引退と同時に祖父や父と同じ医師を目指し「メディカルラボ」に通い始めたという。時間割は苦手な科目に重点を置いた組み立てになっているという。成績の伸びに応じて変わるという時間割の成果もあってか成績は着実に上がりつつあり、まもなく始まる受験シーズンに向けてラストスパートの毎日だ。

変わりゆく日本の教育の中で、子どもたちは自分が成長できる場所を見つけている。それぞれ、どんな自分を作って未来へ羽ばたいていくのだろうか。