2017年8月27日
江雲堂
日本で古くから伝わる夏の風物詩は数多くあるが、その中でも「目で見て」「耳で感じる」ことが出来るのは風鈴といえるだろう。
そんな日本固有の風物詩を生み出しているのが栃木県佐野市にある「江雲堂」の23代目当主・江田蕙さん。
約400年の歴史を持つ江雲堂では和銑を使用した『松笠風鈴』を製造しており、その伝統は代々、江田一族の男性しか受け継ぐことが出来ない。風鈴全体は卵の形をしており裾はざらりとした質感で表面は虫喰い状となっている。深い余韻と独特の澄んだ音色は同じものが無く、ガラス風鈴より格調高い音を出すのが特徴的となっており同じものは一つとなく厳選された風鈴はわずか30%程しか製品にならないといわれている。
松笠風鈴はひとつひとつが手づくりとなっており、その製作はとてもデリケートな作業となっている。そのため生産量は少なくとても希少価値が高い。
そんな松笠風鈴の製造に取り組む江田蕙さんの今に迫る。








