2017年1月22日
株式会社LIXIL
トイレを安心して使えないケニアで「循環型無水トイレ」普及のためのプロジェクトに傾注している、株式会社LIXIL Social Toilet部の山上遊さん。
トイレを安心して使えないことがもたらす弊害、そして、「循環型無水トイレ」の研究開発が生み出す可能性を追求する。
「循環型無水トイレ」とは、排泄物を液体と固形物に分離し、固形排泄物を有機酵素によって処理し、病原体を取り除く。固形の排泄物は堆肥場に集められ、農業用の肥料としてリサイクルできるという環境に優しいシステム。
世界では、安全ではない水や不衛生な排泄環境が引き起こす下痢性疾患によって、5歳未満の子どもたちが毎日800人死亡しているという。
山上さんが所属するLIXILは、2008年から現在まで、水を使わずに排泄物を安全に処理・再資源化する研究と開発に取り組んでいる。
アフリカ・ケニアでは、急激な人口増加と都市集中化が進み、下水道などのインフラ整備が後手に回るなか、トイレを中心にした衛生状態が悪化。そのケニアで、上下水道のインフラもなく、排泄物を処理するような仕組みもないという地域に、水を使わず、かつ安全に排泄物を処理できるシステムをつくる取り組みを2013年から始めている。
ケニアで奮闘・挑戦し続ける、山上さんに迫る。





