2016年10月23日
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)機構長 柳沢正史さん。
筑波大学大学院時代に見つけた血管収縮物質が世界の研究者の注目を集め、1991年に米国テキサス大学に渡米。「オレキシン」という新しい脳内の情報伝達物質を発見する。発見した当時は、食欲を促す物質だと考えていたが、「オレキシン」をつくる遺伝子を破壊したマウスを観察していたところ、摂食量が減ると同時に、突然眠り込む睡眠発作を繰り返していることが分かり、これが、突然眠気に襲われる病気「ナルコレプシー」であることを突き止めた。眠っている状態は、意識がなく、敵から襲われても身を守れない。食べることもできない。進化論的にいえば、非生産的で極めて危険な状態といえるが、それにもかかわらず、眠らない動物、種族というのは未だ発見されていない。「眠気とは何か?」とても重要な役割があるはず。その謎に迫り解明を目指す、柳沢さんに迫る。





