未来EYES

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毎週日曜 夜10時30分

2016年10月2日

東海大学工学部動力機械工学科

捨てる熱をエネルギーに変える「熱音響機関」を研究している東海大学工学部動力機械工学科 准教授 長谷川真也さん。
熱音響機関とは、熱を音波に変える新しい波動エンジン。発電には、波動エンジンの先に「リニア発電機」を取りつけて音波から電気を起こす。一方、熱から音波を発生させるのとは逆に、音波から冷熱をつくることもできる。音波を波動エンジンに入力することで、可動部品を持たないノンフロン冷却として使うことも可能。
システムの特徴は、構造がシンプルなため安価で量産が簡単なことと、ガソリンエンジンに不可欠なクランクやピストンといった可動部品が全くないため、保守点検も楽なところ。タイヤのように摩耗する部品もない。このシステムが実用化されれば、自動車や工場で大量に捨てられている「廃熱」を使った自家発電や、ノンフロンの冷凍庫などを作ることができる。
熱を音に変え、音波を用いた発電を実用化することが出来れば、車両燃費の大幅向上はもちろん、地球温暖化やエネルギー枯渇問題を解決できるかもしれない。「エネルギーを消費する時代から、有効活用する時代へ」を目指し挑戦し続ける、長谷川さんに迫る。

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