“余の辞書に不可能の文字はない”…あまりにも有名な言葉を残した伝説の英雄
香川照之の旅は…ナポレオンが戦勝記念に凱旋門を建設したパリからスタート!

生誕の地・コルシカ島から、皇帝に昇りつめたパリ、そして転がり落ちるように流された孤島・エルバ島へ。
“裏切り者”の烙印を押されていた生まれ故郷での暮らし。
本の虫だった少年時代。
カフェでコーヒー代も払えなかった貧乏学生時代。
頂点にのぼりつめ、豪華絢爛な邸宅に暮らした皇帝時代。
そして、人生が180度一変した島流し時代。
旅が進むにつれ、英雄の知られざる素顔が解き明かされていく。
戦いに明け暮れ、人並みの家庭の時間を持つことができず、亡き父には憎しみを抱いていた…
ほとんど語られることのなかった父・シャルルと息子・ナポレオン2世の存在。子孫の証言や最新研究から明らかになる父子3代にわたる 悲運の物語とは!?
そんなナポレオンの姿に、香川は自らの生い立ちを重ね、これまでなかなか明かすことのなかった自らの深い胸中を語る。

香川照之さん コメント

今回、私はナポレオン・ボナパルトについて探る機会をいただきました。 これまで私が抱いていたナポレオンのイメージとしては、輝かしい戦歴を持った軍人で、神格化された人物というくらいです。
しかし、いくら偉大な皇帝・ナポレオンとて人の子であり人の親であったはずです。彼の生まれ故郷コルシカ島と、自らを見つめ直したエルバ島へ冒険することで、ナポレオンの一個人としての素顔が次々とあらわになってきました。ナポレオンはいかなる息子であり、いかなる父であったのか。偶像化されたナポレオンしか知らなかった私は、彼の人間的な部分に深く共感してくことになります。
どのような土地でナポレオンが育ち、学んだのか。どのような風景を見つめながら、考えを巡らせていたのか。私も自分自身の足で実際に立ち、感じてきました。この番組でナポレオンの素顔の一端を知ることで、今後、彼の肖像画や彫像を見つめる目が変わってくるのではないでしょうか。お楽しみに。

プロデューサーからの一言

“英雄”の代名詞とも言えるナポレオン・ボナパルト。意外に語られることの少ないその素顔を、香川照之さんが独特の視点で追い、英雄の人間的な側面に光を当てていきます。生まれた家、栄華を誇った宮殿、愛したグルメ、息子への思いを募らせた流刑の地‥謎に包まれた“人間”ナポレオンの素顔が次第に明らかにされます。香川さんが旅路の果てに辿りつくのは、歴史の波に翻弄された親子3代の絆。そこには心を揺さぶるドラマがありました‥ご期待ください。