みんなのまちなみ

#50 2014.3.11

和歌山県・本宮町
神々とともに暮らす熊野の里

和歌山県田辺市本宮町。町を流れる熊野川の中州にある、神が舞い降りたという聖地「大斎原」。ここにはかつて、熊野本宮大社がありましたが、明治時代の水害で多くの社殿が流され、今では近くの高台に移されています。また、熊野三山へと通じる「熊野古道」は、古の時代から多くの人々が祈りを込めて歩んだ道。そして「山の神様」として祀られた檜の大木は、この山で働く人々が、信仰とともに代々守り続けてきました。

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荻野目洋子コラム

熊野を愛する人たちの、ピュアな心が伝わります。
遠方からも訪れたくなるパン屋さんも、山里ならではの便利屋さんも、
みんなお互いに思い合って、助け合って生きている・・・。
同じ場所に暮らし続けるというのは、精いっぱい働いて、家族と笑いあって、
ご近所づきあいを大切にすることの繰り返しなんですね。