世界で一番近い名画
本編配信
2020年6月29日(月)放送
「接吻」(グスタフ・クリムト)
作品名:「接吻」
作者:グスタフ・クリムト
原画所在地:オーストリア美術館
制作年:1907~08年
▼作品メモ
▽日本でもデザインやモチーフに使用されることが多いクリムトの“黄金時代”を代表する作品
▽金箔をふんだんに用いて描かれ、伝統的な油彩画というよりも工芸的な美しさに溢れている
▽1903年にイタリアの古都ラヴェンナに旅したクリムトは、そこの教会で観た中世のモザイク芸術に出会い深く感動する
これがひとつのきっかけとなり金銀を多用した装飾性豊かな“黄金様式”に移行し始めた
▽抱き合う男女の頭部と顔、一部のぞかれる手足は写実的に描かれているが、それ以外の部分は極めて平面的に処理されている
二人の足元には 楽園のように花が咲き乱れているが崖のふちに立っているようで“死と隣り合わせの運命的な愛”を示唆しているともいわれる
▽当時の保守的な美術界から、批判や中傷にさらされながらも「新しい表現」を求めたクリムトは、独自の画風を持った画家として評価され歴史に燦然とその名前を刻んだ
本編配信:バックナンバー
2020年6月22日「スクロヴェーニ礼拝堂」(ジョット)
2020年6月15日「大睡蓮」(クロード・モネ)
2020年6月8日「フォリー=ベルジェールのバー」(エドゥアール・マネ)
2020年6月1日「裸のマハ」「着衣のマハ」(フランシスコ・デ・ゴヤ)
2020年5月25日「ダンス3部作」(ピエール= オーギュスト・ルノワール)
2020年5月18日 「ヴィーナスの誕生」(サンドロ・ボッティチェッリ)
2020年5月11日 「ラ・ジャポネーズ」(クロード・モネ)
2020年5月4日 「民衆を導く自由の女神」(ウジェーヌ・ドラクロワ)
2020年4月27日 「モナ・リザ」「白貂を抱く貴婦人」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
2020年4月20日 「最後の晩餐」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
2020年4月13日 「真珠の耳飾りの少女」(ヤン・フェルメール)
2020年4月6日 「最後の審判」(ミケランジェロ)