日本香堂スペシャル『 奥深き香道を継ぐ〜500年の時を越えて〜 』
2008年12月20日(土)夜9時放送
◆香道とは…
志野流香道は、今から約500年前の室町時代に確立した芸道。
足利義政の銀閣寺を舞台に、能や茶道や華道と共に成立した。
香木の分類や聞香(もんこう)の作法を体系化した志野宗信が流祖で、
二代宗温、三代省巴を経て、蜂谷家に受け継がれた。
志野流香道は今でも「一子相伝」を守り続けている。
◆出演者プロフィール
志野流香道 若宗匠
(はちや そうひつ)
志野流香道20世、蜂谷宗玄の長男として1975年に生まれる。
大徳寺松源院での修行を終え、2005年宗名「(そうひつ)」を拝受。
次期家元を継ぐ若宗匠として国内外の教場で稽古を行うかたわら、
香道から物や自然を大切にする精神を学ぶ環境道の講演など、
伝統文化発展のため精力的に活動をしている。池坊短期大学講師。
◆みどころ
“自然を敬う精神”の修練といった禅の思想が根底にある日本古来の伝統文化、香道。
世界の香り文化の中でも香道は、「道」にまで高められた奥深い独自文化として、今や海外からも注目されている。
その伝統は家元制度により「一子相伝」、つまり500余年に渡りたった一人の後継者に口で伝えられてきた。その秘伝は今もなお、秘密のベールに包まれている。

香道の最大流派とされる志野流に、今まさに家元を継承すべく、ひたむきに修行に励む男がいる。21代目を継承する若宗匠・蜂谷そうひつ。伝統文化を背負い、次世代に残す重責を担う次期家元は、現代を生き抜こうと伝統に立ち向かっている。

室町時代から絶えることなく継承されてきた志野流香道の秘伝と先祖伝来の香木に迫る。番組は奈良・薬師寺、春日大社での献香式など日本中で活躍する若宗匠に密着。
そして、500年の歴史を経て、次世代に残す日本の伝統文化「香道」とは何なのか。
そのルーツを求め、香木の産地である東南アジア・ベトナムを訪ねる。
奥深い香道の世界を美しい映像で綴ったドキュメンタリー。