2月22日 #17 新興国経済の課題
新興国経済の脆弱性が今、一つの「リスク」として世界各国から注視されています。生産基地、さらには市場として重要な位置を占めるまでに成長した新興国の減速はグローバル経済に多大な影響を与えるからです。景気の本格回復を急いでいる日本も例外ではありません。日本経済新聞の記事にあるように、株式市場は外需企業の業績を左右する大きな要因とみています。
★「株、来期業績で選別 増税・新興国の先行き注目」 (2014年2月18日)
「経済教室」面でも新興国経済が抱える課題について解説する記事を連載しました。
★「時事解析 揺れる新興国経済 1~5」 (同年2月10~14日)
今回の動揺を経て、「新興国」と十把一絡げに扱う周囲の見方にも変化が起きそうです。国によって国内経済の改革などに臨む姿勢が異なり始めており、投資する側もその実力や将来性を詳細に吟味し始めているのです。
★「投資マネー 新興国選別」 (同年2月11日)
★「グローバルオピニオン 『安易な成長』は終わった」 (同年2月17日)
もちろん、経済のグローバル化が一段と進み、産業の高付加価値化にまい進する先進国や追撃する新・新興国の間に挟まれて厳しい競争も強いられるなか、一国の努力で「先進国」へと脱皮するのは容易ではありません。現在の先進国がたどった成長の軌跡とは同一ではない、新たな「脱・新興国」の方法論の模索が続きます。
| タイトル | 著者 | 出版社 |
|---|---|---|
| コア・テキスト国際金融論 | 藤井英次 | 新世社 |
| 不安定化する国際金融システム | 翁百合 | NTT出版 |

