12月14日 #7 FRB
FRB100年に合わせた今回の講義は、奇しくも米国の量的金融緩和(QE)の「出口」予想に絡む重要日程のはざまに放映されました。12月6日(米国時間)に労働省が発表した雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を上回る伸びとなり、失業率も7%に低下。そして17~18日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれます。これに続く1月のFOMCも含め、これを好機と見定めてバーナンキFRB議長がQE縮小を始めるとの観測も浮上しそうです。次期議長がすでに決まっているなかで、バーナンキ現議長が最後の決断で自らの「花道」を飾るのか、と世界の関係者が固唾をのんで見守っています。
FRBなど一国の経済、ひいては世界経済に大きな影響力を及ぼす中央銀行の存在は、その重みゆえに様々な思惑を呼び、時々の政策が厳しい歴史の審判にさらされます。
★「地球回覧 100歳迎えるFRB」 (2013年11月24日)
日本経済新聞の朝刊に掲載したこの記事は、FRBに対する識者の評価や世間の見方について、その誕生を巡り長年ささやかれてきた「謀議説」を絡めながら紹介する読み物です。また、次の記事では絶大な力を持つ中央銀行トップによる金融政策のかじ取りを簡潔に総覧できます。
★「中銀総裁スーパースター」 (同11月18日)
FRB次期議長、ジャネット・イエレン氏の金融政策に対する姿勢や課題について触れているのは次の記事です。
★「イエレンFRBを読む(上・下)」 (同10月12~13日)
★「経済教室 雇用・景気重視の姿勢続く」 (同10月22日)
| タイトル | 著者 | 出版社 |
|---|---|---|
| 連邦準備制度と金融危機 バーナンキFRB理事会議長による大学生向け講義録 |
ベン・バーナンキ | 一灯舎 |
| FRB議長 バーンズからバーナンキまで | レナード・サントウ | 日本経済新聞出版社 |

