12月7日 #6 アベノミクス次の焦点
昨年11月の衆院解散予告から始まったアベノミクスは第1の矢(大胆な金融緩和)、第2の矢(機動的な財政出動)が一定の成果を上げ、今は第3の矢(成長戦略)の進捗に焦点が移っています。もっとも、ここで忘れてならないのは多くの学識者が指摘している財政再建の視点です。景気回復・経済成長と財政再建は「両輪」として取り組まねばならないもので、海外の投資家らも、その両立の行方を注視しています。
もっとも、来春の消費増税もにらんで、政府はさらなる景気押し上げに向けた財政出動も模索しています。ここで「大盤振る舞い」に走らず、財政規律をどれだけ保てるかが、目先の焦点といえます。
安倍首相が消費増税を決断したのに合わせ、日本経済新聞の朝刊では財政規律の緩みに警鐘を鳴らす、次のような社説を掲載しました。
★消費増税を財政改革の出発点に(2013年10月2日)
また、景気押し上げをにらんだ公共投資の限界や課題について報じているのが次の記事です。
★公共工事頼みに限界(同11月5日)
国債を取引する債権市場で日銀の存在感が高まった結果、どのような影響が生じているかについては次の記事が参考になります。
★国債市場 進む日銀依存(同11月19日)
| タイトル | 著者 | 出版社 |
|---|---|---|
| 連続講義・デフレと経済政策 | 池尾和人 | 日経BP社 |
| No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい金利の本 | 上野泰也 | かんき出版 |

