番組内容
人里離れた秘境で「自給自足」生活を送る家族たちに密着取材!
自分たちの食べるものは自分たちで作り、獲り、保存…
家族で団結して充実させる幸せ&驚きの生活とは!
今回は“夏”の自給自足ライフを初取材!!
北の大地で動物たちと暮らす仲良し家族
北海道旭川市、動物園で有名な旭山地区の一角に、12,000坪もの広大な山林がある。録澤さん家族はその山奥、ヒグマ出没情報の看板が普通に置かれているほど自然豊かな環境に小学生の長女、3歳の長男と4人で暮らしている。こちらの家族の特色は何といっても多くの動物たち!ニワトリ役200羽にヤギ6頭ブタ2頭、犬3匹と猫2匹の世話に追われる日々だ。もちろん卵や羊の乳は自給自足。ヨーグルトなどを手作りし、冷蔵庫代わりの夏でもひんやりする「室」で貯蔵している。毎年子ヤギも生まれて北の大地を駆け回る中、今回の取材ではなんとそこに新たに子ブタちゃんが加わることに!はたしてどうなることやら…?しかしこの子ブタ、実は大事な役割があったのです。10歳の長女はそんなたくさんの動物たちと小さな弟の面倒を見ながら、ひとりで鶏のエサ作りやイチゴジャム作り、ピザ生地作りまでこなし大活躍。子ヤギの世話の合間に父手作りの大きなブランコで遊ぶ姿はさながらリアル「アルプスの少女ハイジ」だ。3歳の長男くんも夏野菜や果物の収穫をしっかりお手伝い!雄大な北海道の大地で繰り広げられる、大自然に寄り添った家族の生活がみどころです。
わずか3年で会社を離れ里山移住!20代カップルが歩み始めた自給自足ライフ
和歌山県橋本市。わずか10軒ほどの里山集落に2人は住んでいる。サラリーマン生活の中で出会った二人は自然とかかわりあう研修の中で意気投合、思い切って会社を辞め、築120年の古民家を改修しながら里山で自給自足生活にチャレンジしている。年間30種類もの野菜を栽培し、田んぼは実験的に耕さずに作る自然農法。山に巣箱を置いてニホンミツバチの蜂蜜も自給している。風呂は野趣あふれるドラム缶風呂だ。里山文化を継承したいと頑張る二人のもとを石丸謙二郎が訪ね、作業を手伝いながら実に楽しそうに暮らす二人の自然への思いや自給自足暮らしの醍醐味などを聞き出す。性格が正反対だという二人、はたしてどんなエピソードが飛び出すのか?
自給自足暮らしそのものが趣味!夫婦で満喫する「作る楽しみ」とは
能登半島の先端に位置する石川県珠洲市の中でも、さらにその最先端にある狼煙町。山、川、海に囲まれた最果ての地で、小林さん夫婦は手作り暮らしを楽しんでいる。作っているのは年間60種類以上の野菜、古代米、小麦、落花生やアーモンドなど。自家製小麦を石臼で挽いた粉を使って焼き上げるパンは最高の美味さ!家のすぐ裏の海で採ってきた海藻類や夏野菜たっぷりの重ね焼き、梅やはっさくのシロップを冷たい炭酸水で割った手作りジュースなど、季節感と彩り豊かな食卓が魅力だ。実はご主人はかなりのアイデアマン!自分で設計して何でも手作りしてしまう。煮炊きに使うかまどは地元珠洲市の特産品「珪藻土」を使って手作りしたもの。ペチカやロケットストーブも自分で作り上げた。さらに8羽のニワトリがいる鳥小屋は何とタイヤで動く!?実はこれ、自給自足にとっても役立つ驚きのアイデアだったのです。それを学ぼうと多くの人が見学に来るようにも。小林さんは言います。「自分の手足で暮らしを作るのが楽しい。暮らしが趣味だ」と。
出演者&コメント動画

石丸謙二郎
(ナビゲーター・ナレーター)
コメント動画