初回放送日時:6月16日土曜日
神々の国 古事記と謎 1300年の出雲路をゆく ~神話が語る日本のはじまり~
女優・浅野温子による「よみ語り」「神話の世界を再現」「出雲の旅路」
今年・2012年は日本最古の歴史書とされる「古事記」編纂から1300年に当たる。 アマテラスオオミカミ、スサノオノミコトなど、耳になじみのある神々が、 壮大なスケールで、日本という国を作り上げていく物語が「古事記」。 それは日本という国において人間同士のつながりの物語とも言えるだろう。 この番組は、かねてより「古事記」を愛し、読み伝えることをライフワークとしている 浅野温子の「よみ語り」を軸に、神話にまつわる出雲の地を旅したり、 そこに隠された謎や秘密を調査・検証していく歴史ミステリーである…!
【出演者】浅野 温子(語り部・旅人) 【語り(ナレーション)】高橋 英樹 ほか




【出演者】
浅野 温子
(語り部・旅人)

浅野 温子
(語り部・旅人)

高橋 英樹(語り)


- ◆縄文・弥生時代からの多くの考古遺物(特徴的な土器・大量の青銅器等)が発見されている
◆弥生時代の巨大な王墓も発見されている
この地域は、そもそもどのような地形だったのか?
かつてどのような勢力が存在したのか?
古代、そして縄文から弥生時代、この地域には、どのような文化圏の変化があったのか?

- 出雲の海に実は海底神殿があった!?
番組では、独自の調査を実施し、海底に眠る“遺跡”を撮影する。
海底調査を行うのは、映画「オーシャンズ」のアジア地区を担当した水中カメラマンチーム。
日本海の海底の美しい映像もあわせて番組の見所。
どのような新しい神話が、神々の国・出雲に生まれたのか・・・。

- そもそも出雲大社はなぜ造られたのか?
古事記の神話には「国譲り物語」が記されているが、それは何を示唆しているのか?
さらに、古くに巨大な建物について記された書が残されている。それによると
日本における巨大建造物として、京都の大極殿、奈良の東大寺、そして、
それをも上回る高さ48メートルの出雲大社と記されている。
出雲大社の巨大神殿は実在したのか?
巨大な建物を建造するには巨木の必要もある。そんな巨木の地底林があるという。
4000年前の巨木から、この出雲地方にはどのような植生があったのかを推測。
そして、巨大神殿の姿をCGによる完全復元に挑む!その巨大神殿が国譲りの物語と
どのように関係しているというのか、神話に眠る秘密から歴史の1ページを読み取っていく。
