今回のテーマは「徳川幕府滅亡の真実」。
徳川幕府が崩壊し、新政府が打ち立てられた日本の革命、“明治維新”。幕末、動乱の日本で脚光を浴びる勤王の志士たちの中でも、歴史に燦然と輝く男の名は「坂本龍馬」。
討幕の要となった薩長連合に奔走し、近代国家の礎を築いた幕末のヒーローである。
しかし、『逆説の日本史』など数々のベストセラーで教科書に異を唱えてきた歴史家・井沢元彦は言う。「幕府崩壊と近代国家の夜明けは、本当に勤王の志士たちの活躍だけで実現したのか?実は、幕府の中にも、近代国家への道筋を描いた“龍馬”が何人もいたのだ」と。果たして、彼の言う“知られざる幕府の龍馬”とは一体誰なのか?
今回、歴史の表舞台から消えてしまった、未来を見つめていた幕府側の3人の龍馬を紹介する。
- ■西洋式軍艦の製造のため、横須賀に造船所を建設し東洋一の艦隊を作り上げた幕臣、
徳川譜代の旗本・小栗上野介。 - ■幕末の変革に向かい、ヨーロッパの列強に負けないくらいの日本最強の軍隊を有していた
佐賀藩藩主・鍋島閑叟。 - ■龍馬が登場する100年も前に、幕府を救う最も有効な財政再建策を試みた男、
徳川幕府の老中・田沼意次。
幕府が活用すべきであった“3人の龍馬”…。
もしも徳川幕府がこの3人を見方にしていたら、幕府は滅亡することなく生まれ変わっていたかもしれない。なぜ徳川幕府は滅んだのか?
3人の龍馬を追いかけ理解することで、逆説的に徳川崩壊の意味が見えてくる…!
井沢元彦が歴史の「逆説」を紐解きます。
