今回ご紹介するのは、大隅国一宮、旧官幣大社として古くから信仰を集める「鹿児島神宮」。“大隅正八幡”とも称される全国の正八幡の総本宮です。その神が住まうのは、鹿児島県の中央部に位置する霧島市。北部には噴煙を上げる霧島連山。山々の麓には、火山の恩恵を受けた温泉が沸き出し、霧島温泉郷として全国に名を知られます。一方、市の南部は、火山特有のシラス台地が広がり、雄大な桜島を望む鹿児島湾に面します。この市街地に鹿児島神宮が鎮座しています。鹿児島神宮は歴代の薩摩藩主、特に25代目の島津重豪に、ことさら厚い信仰を受けて来ました。そんな島津重豪が造営した社殿群は非の打ち所の無い見事な配置。本殿・拝殿・勅使殿が一直線に並び、本殿から勅使殿まで、柱筋が連なる見事な造りになっています。その鹿児島神宮をご紹介します。




