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自動車、家電、住宅など様々な製品に使われているプラスチックファスナー。「留める」「繋ぐ」という重要な機能をあらゆる製品に提供し、現代生活を支えている。このプラスチックファスナーで国内シェア7割以上を占めるニフコをはじめ、日本最古の英字新聞「ジャパンタイムズ」や、高級ベッドメーカー、シモンズなど様々な分野を有機的に結合させているジャパンタイムズ・ニフコグループ。この異業種企業グループを束ねるのが小笠原敏晶。一年の半分は海外を飛び回る国際派経営者である。グループの中心企業、ニフコのルーツは1953年に設立された日英物産にまで遡る。小笠原がアルバイトをしていたイギリス企業、スティール・ブラザースの日本代理店を設立したのが最初だった。その後、小笠原は別の会社からスイスの面ファスナーを「マジックテープ」と命名して発売し大ヒット。この会社を売却して巨額の資金を得た小笠原は政治家を目指して、アメリカへ留学。しかし、留学中、ある人物と出会い、再びビジネスの道へ、帰国後、「日本工業ファスナー株式会社」を設立し、プラスチックファスナーの製造を開始。その後、ニフコと商号を改め、日英物産と合併。1983年には英字新聞ジャパンタイムズの経営を引き受け、1996年には高級ベッドメーカーシモンズを買収、と精力的な活動を続ける小笠原敏晶。「挑戦せよ。さらば報われん」と語る小笠原の波乱の人生と経営哲学に迫る! |