半導体材料、プリント基板などの機能化学品を中心に医薬品、自動車安全部品、染料、農薬など幅広い分野に事業展開する日本化薬。年間およそ1500億円を売り上げる化学品メーカーである。日本化薬の前身、日本火薬製造が創業したのは1916年。日本最初の産業用火薬メーカーとして発足した。その後、医薬、染料などの分野にも進出。1945年には社名を日本化薬と改称。さらに農薬、偏光板、自動車安全部品など幅広い分野に進出し、日本の産業を支え続けてきた。そして、2003年、更なる飛躍と社内改革の使命を帯びて社長に就任したのが島田である。北海道の炭坑で育ち、事業の隆盛と衰退を目の当たりにした少年時代。親元を離れ、学生寮の集団生活で様々なことを吸収した学生時代。次々と新事業を立ち上げるも、なかなか軌道に乗らずに苦心を重ねたミドル時代。リーダーの仕事は「いかに従業員のやる気を引き出すか」と語る島田の経営哲学と原点に迫る。
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