大規模リゾート施設「アルファリゾート・トマム」、「アルツ磐梯」など破綻施設を次々と再生。リゾート再生の達人集団として名を馳せる星野リゾート。温泉旅館の再生などにも乗り出し、全国から注目を集めるリゾート運営会社である。星野リゾートが軽井沢で開発を始めたのは1904年。繊維業で成功した2代目星野嘉助が軽井沢に開発用の土地を購入したのが最初だった。その後、温泉を掘削し1914年「星野温泉旅館」を開業。そして4代目が軽井沢高原教会でリゾートウエディングの一大ブームを巻き起こすなど軽井沢を全国に知らしめることに力を発揮してきた。星野家5代目として星野温泉を継ぎ、星野リゾートと社名を変更。全国の破綻リゾートを次々と再生させ「リゾート再生の達人」として事業を拡大させているのが星野佳路である。温泉旅館の御曹司として何不自由なく育った少年時代。リゾート経営を学ぶべくアメリカに留学、ホテルの開発などを経験した20代。同族経営に幻滅し辞表をたたきつけて家を飛び出した若き日。経営を廻って父と激しく対立したミドル時代。「日本のリゾートを世界標準にする」を目標に掲る業界の革命児、星野佳路の経営哲学と決断に迫る。
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