トヨタグループとして、金属、機械、エレクトロニクスなどの自動車関連事業を柱に、エネルギー、食料、生活産業などをも手がける豊田通商。年商、およそ6兆円を売り上げるエクセレントカンパニーである。豊田通商の前身「トヨタ金融」が設立されたのは1936年。トヨタ車の販売に対する金融を目的に設立された。その後、貿易・商事分野に進出し、1948年には「日新通商」と社名変更。
1956年には「豊田通商」となり、トヨタグループの商社部門を担い事業拡大を支え続けてきた。2000年には自動車関連以外の分野に強いトーメンと合併を視野に入れた資本・業務提携を結び、2006年、完全合併を果たし業界6位へと躍り出た。そして、新生「豊田通商」の舵取りを任されトヨタ自動車から豊田通商の常務、専務を経て社長に就任したのが清水である。機械いじりが大好きだった少年時代。「反乱軍」と呼ばれ抵抗勢力と格闘したミドル時代。異分野の会社に出向き、未知の領域に挑戦する日々。熟慮断行を信条に次々と改革を推し進める清水の経営哲学と決断に迫る。
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