NC旋盤、マシニングセンターなどの工作機械製造で国内大手の位置を誇る森精機製作所。年商1500億円を超え、日本の製造業を支え続けるエクセレントカンパニーである。森精機が創業したのは1946年。雅彦の父、幸男ら3人の兄弟が奈良県で繊維機械の製造を始めたのが最初だった。その後、工作機械の製造に進出し業績を拡大。鉄工所で使う旋盤などを販売し物作りニッポンを支え続けてきた。そして、1999年、2代目社長の父に続き、当時東証一部上場企業最年少社長として37歳という若さで3代目に就任したのが森雅彦である。厳しい父に反発して家出をした少年時代。サラリーマンを極めようと奮闘した商社勤務時代。社長に就任して直面した会社存亡の危機。名門企業の多い工作機械業界に次々と新風を吹き込む風雲児、森雅彦の経営哲学と原点に迫る。
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