ビル、工場、プラントなどの計測・制御システムから住宅や介護支援まで、あらゆるオートメーション技術を手がける山武。年商2300億円を超えるエクセレントカンパニーである。山武の前身山武商会が創業したのは1906年。山口武彦が工作機械の輸入・販売を手がけたのが最初だった。戦後、アメリカの制御装置のトップメーカー「ハネウエル社」と資本提携し「山武ハネウエル計器」に。1990年にはハネウエル社との資本提携関係を段階的に解消し、98年に「株式会社 山武」として独自の道を歩みだした。そして、2004年、創業2世紀目へのさらなる飛躍のために舵取りを任され、社長に就任したのが小野木である。父が事業に失敗し辛酸を舐めた少年時代。放送部に入り全ての器機を手作りした高校時代。トップメーカーとの提携解消、取引先に怒鳴り込まれるほどの危機を乗り越えるための苦難の日々。事業展開のキーワードは「人」と語る小野木の経営哲学と決断に迫る。
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