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直撃! トップの決断 バックナンバー 司会:長谷川洋三 アシスタント:相沢礼子

■放送日 12月11日

株式会社マツモトキヨシ 代表取締役社長 松本 南海雄

長期低迷にあえぐ日本経済の中でも、元気な会社がある。そういった会社にはたいてい、波乱万丈、艱難辛苦を乗り越えてきた改革精神旺盛なトップがいる。
この番組では、「年功序列」「終身雇用」が崩壊し、かつてない競争社会に身をおく私たちにとって、最高の「教材」である企業トップの生の声を聞き、その半生から激動の時代を力強く生きぬくための方法を学ぶ。司会は近著に「ウェルチが日本を変える」「ゴーンさんの下で働きたいですか」などがある日本経済新聞社編集委員・長谷川洋三。長年の新聞記者経験を生かし、経営者に鋭く迫る。

今日のトップは株式会社マツモトキヨシ 代表取締役社長 松本 南海雄(まつもと・なみお)62歳。

マツモトキヨシは創業1932年のドラッグストアチェーン。
「マツキヨ」の愛称で親しまれ、個性的なCMで若い女性の圧倒的支持を誇る。
千葉の松戸市から始まった店は、今や700以上の店舗を持ち売上げ3000億円を超える。
近年は業務提携、フランチャイズでマツモトキヨシグループを形成。
2008年までには1000店、グループで売上高一兆円を目指す業界のリーディングカンパニーだ。
社長の松本は言う。「ホラに税金はかからない、でかいことを言え。器を作ってから埋めればいい」これは創業者でもあり松戸市長まで務めた父の言葉でもある。
「すぐやる課」を創設したことでも有名なアイデアマンの父親の遺伝子を受け継ぎ、松本も様々なアイデアを繰り出していく。
偉大なる父の言葉を胸に、日本一を目指し走り続ける松本南海雄の経営哲学と原点に迫る。

1987年、都心への出店を考えていた松本は上野のアメ横にいい物件があるとの話を耳にする。
だが、そこは4階建の一棟借りで、保証金や賃料も安くはない。
また、1階だけだと面積が狭く店舗にするには2階も利用しなければいけない。
だが、「2階建ての薬屋は成功しない」というのが業界の定説だった。
社内から危惧する声もあがる。
ここで松本はお客を2階に上げるため様々な工夫を行った。
階段の壁に所狭しと商品を並べ、2階には化粧品のテスターをふんだんに置いた。
通常化粧品は1階にしか置かないが、反対する取引先を説得しての試みだった。
開店してみるとお客が殺到。通常なら月に2000万円程度の売上げが上野アメ横店はなんと一店舗で1億円を売り上げた。大成功だった。
マツモトキヨシはここから成功の原型をまなぶ。
若い女性をターゲットとするのもこの頃からだ。
その後、池袋、渋谷など次々と都市部へ出店。若い女性を取り込み、「マツキヨする」などの言葉が生まれ社会現象にもなる。
店舗数も100を超えるようになっていた。
だが、父親の遺伝子を受け継ぐ松本の日本一への思いはやまない。
松本はさらなる目標として驚きの決断をする。
果たして松本が下した決断とは!?
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