トップにもどる
■バックナンバー
 下記から選択してください
直撃! トップの決断 バックナンバー 司会:長谷川洋三 アシスタント:相沢礼子

■放送日 10月30日

セガサミーホールディングス 代表取締役会長兼社長 里見治

長期低迷にあえぐ日本経済の中でも、元気な会社がある。そういった会社にはたいてい、波乱万丈、艱難辛苦を乗り越えてきた改革精神旺盛なトップがいる。
この番組では、「年功序列」「終身雇用」が崩壊し、かつてない競争社会に身をおく私たちにとって、最高の「教材」である企業トップの生の声を聞き、その半生から激動の時代を力強く生きぬくための方法を学ぶ。司会は近著に「ウェルチが日本を変える」「ゴーンさんの下で働きたいですか」などがある日本経済新聞社編集委員・長谷川洋三。長年の新聞記者経験を生かし、経営者に鋭く迫る。

今日のトップはセガサミーホールディングス 代表取締役会長兼社長 里見 治(さとみ・はじめ)63歳。

2004年、パチスロ最大手サミーとゲーム大手セガが経営統合して誕生したセガサミーホールディングス。
パチスロ機「北斗の拳」が発売1年で60万台を超えるという大ヒットを記録する一方、子供用アーケードゲーム「甲虫王者ムシキング」も依然として高い人気を誇り、好調な滑り出しを見せている。
また、千葉や大阪にもアミューズメント施設を次々に展開。  
「総合エンタテインメント企業」としてさらなる進化を遂げていく。
ゲーム機販売からスタートしいまや売上げ1兆円の目標を掲げ、世界NO.1を目指す企業のトップとなった里見。
里見は言う「いい失敗を多くせよ。自分なりに努力した末の失敗は大きな糧になる。」自分自身、ゲーム機販売に熱中し大学は中退。
その後、何度も失敗を繰り返し、そのつど這い上がってきた。
どん底の中で里見は何を学んだのか。七転び八起き、不屈の闘志を持つ男。
里見治の経営哲学と原点に迫る。
直撃トップの決断!

1970年代、父親との共同会社「さとみ」でゲーム機の開発・販売をしていた里見はパチンコに似たアレンジボールというゲーム機を開発。これが学生に受けて大ヒット。商売は軌道に乗ったかに見えた。
ところが、1978年(昭和53年)、ゲーム機の集金が焦げ付き株式会社「さとみ」は倒産に追い込まれる。
しかし、里見は思う。「ここで逃げてはいけない」多額の負債を抱えたまま、里見を信じ残った30人の社員とともに、サミー工業として再起をはかる。
取引先の一社一社に誠心誠意対応することで信用を取り戻し、1年で会社は再び軌道に乗る。里見は見事に復活を遂げる。
1989年にはパチスロ機「アラジン」を開発。これが空前の大ヒットとなり、サミー工業はさらなる飛躍を遂げるのだった。
しかし、1993年、再び危機は訪れた。その年、新機種を出せない時期が続いた。メーカーは新機種を売らねば利益を出せない。資金繰りが一気に悪化し、会社は存亡の危機に陥る。このままだと資金がつき会社はつぶれる。しかし、銀行は融資してくれない。里見は悩む。そして決断を下す。
果たして里見の下した決断とは!?

直撃! トップの決断