ドラマ 「文豪の食彩」

出演者

勝村政信

川中啓三 役勝村政信

毎朝新聞記者、42歳。
「喰い道楽」が趣味。また、大の文学オタク。
本社政治部から深川支局に飛ばされ好きな事をやってやろうと決意。
文豪たちと「食」を結びつける記事を企画し、書き始める。

温水洋一

黒田デスク 役温水洋一

毎朝新聞深川支局デスク、50歳。
川中記者の上司であり、サツ回り時代の先輩でもある。
川中と同じく喰う事が趣味。
道楽半分の川中の企画にあっさりゴーサインを出す。

近野成美

吉沢記者 役近野成美

毎朝新聞、若手記者、
25歳。

出演者インタビュー

【勝村政信】

原作漫画が面白く、また、脚本も練り込まれています。楽しい作品になるのではないかと思います。説明ゼリフが長く、時に台本3ページ分セリフが増えたりして、「50のジジイを殺すつもりか!」と(笑)。今朝も早起きして、喫茶店でセリフを一生懸命覚えました。ただ、その「説明」のところが面白いんです。このドラマは「食」を通して作家を探求するという内容ですが、作家の知られざる私生活が明らかになって、興味深いです。

【温水洋一】

今回作品で取り上げる太宰治と永井荷風は、映画にもなっているような破天荒ですごい生き様をもっています。 そうした2人を描くドラマに参加できることは、とても良い機会だと思います。実は、僕は誕生日が6月19日で太宰治と同じなんです。僕も「生きててスミマセン」というような陰気な少年でしたので(笑)、太宰にはとても愛着があります。

Q. このドラマに出演して、太宰治・永井荷風について、
  見方が変わった点は?

【勝村】

太宰はよく喋り、楽しくて明るい人だったんだな、と。
作品から窺える暗いキャラクターは「演じていたもの」だったのかも知れません。

【温水】

荷風は老いるのが嫌で、70代後半になっても、力をつけようと、
無理して脂っこいものを食べていたそうです。
僕も最近は脂っこいものがだんだん食べられなくなってきたので、すごいなあ…と。

Q. このドラマの見どころは?

【勝村】

作家の私生活や「素」の部分は意外なことだらけ。
それを探っていく推理ドラマのようになっています。それを知ってからあらためて彼らの作品を読み返すと、印象が変わってくると思います。

【温水】

今の時代、ベストセラーがたくさんある中で、「昔の作家の作品ももう1回読んでみようかな」というきっかけをくれる、いいドラマだと思います。

スタッフ

【脚本】

田中 智章(第1話 太宰治編)
宝来 忠昭 田口 佳宏(第2話 永井荷風編)

【構成】

伊藤正宏 羽柴拓

【プロデューサー】

高橋弘樹 吉見健士

【監督】

高橋弘樹(第1話 太宰治編) 宝来忠昭(第2話 永井荷風編)

【制作協力】

共同テレビジョン

【製作】

 

【プロデューサー・監督 高橋弘樹 コメント】

文豪が愛したお店を紹介する本はたくさんあります。
ただこの「文豪の食彩」はそれだけにとどまらず、
彼らの愛した店、さらには日記や作品における食に関する記述も丁寧に調べあげ、
文豪の知られざる一面や、意外なエピソードを発見できるところがとても面白く、新しいなと思いました。

ドラマでは、原作者・壬生篤さんのもっとも思い入れのあるであろう永井荷風、
そして今でもその死に多くの謎が残る太宰治編をとりあげます。
当時文豪たちが通い、今でも残るお店が非常にたくさんでてきます。

もちろん、おいしそう!とグルメ情報として楽しんでいただくこともできます。
でも、そんなおいしそうな文豪の食事を一生懸命取材する川中や黒田を通して、
老いるとは何か、人間が人間らしく生きるとは何か、仕事とは何か、
そんなことを微かに考えるきっかけになったり、
あるいは名作と言われる数々の作品を、
もう一度大人になって読み返すきっかけになったりすればうれしいな、と思います。

ドキュメンタリーのような、ドラマのような。
虚実入り混じる新しい感覚のドラマを目指します!

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